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フィツジェラルド短編集 新潮文庫

F.スコット・フィッツジェラルド(著者), 野崎孝(訳者)

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商品詳細

内容紹介 内容:氷の宮殿.冬の夢.金持の御曹子.乗継ぎのための三時間.泳ぐ人たち.バビロン再訪
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1990/08/29
JAN 9784102063026

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フィツジェラルド短編集

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商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2023/09/25

狂乱の時代といわれた 1920年代のアメリカの雰囲気を味わいたくて、 本書を手に取ってみました。 ジャズ・エイジとも呼ばれるこの時代は、 伝統の破壊、きらびやかで退廃的 というイメージがありますが、 この短編集でも そのことが伝わってきました。 また、人間のさまざまな側面を 同...

狂乱の時代といわれた 1920年代のアメリカの雰囲気を味わいたくて、 本書を手に取ってみました。 ジャズ・エイジとも呼ばれるこの時代は、 伝統の破壊、きらびやかで退廃的 というイメージがありますが、 この短編集でも そのことが伝わってきました。 また、人間のさまざまな側面を 同時に描き出していて、 いつの世も変わらない 人生の本質を 突きつけられたような気がしました。 どの作品も 映画化したら面白そうと 思えるものばかりでした。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

Posted by ブクログ

2021/08/09

『バビロン再訪』が特に良かった。フォークナーやヘミングウェイとは全く違う、米文学の王道へ…もしくは原点回帰って感じ。

Posted by ブクログ

2021/04/01

大変感銘を受けた。ほとんど人生で読んだ本でも屈指というぐらいだと思う。フィッツジェラルドはどうしても男性的な夢の語り方をする人で、そこがざらっとした違和として自分に残りがちだったのだけれど、1作目の「氷の宮殿」女性主人公であり、南部と北部の軋みの話であり、アメリカの分裂と自我の分...

大変感銘を受けた。ほとんど人生で読んだ本でも屈指というぐらいだと思う。フィッツジェラルドはどうしても男性的な夢の語り方をする人で、そこがざらっとした違和として自分に残りがちだったのだけれど、1作目の「氷の宮殿」女性主人公であり、南部と北部の軋みの話であり、アメリカの分裂と自我の分裂が重ね合わされて、そこに10代の女の子の溌剌とした知性と挫折が加わっていく。あまりに美しい離れ業で、今まで小説を読んでこんな気持ちになったことはなかったというくらい、深く感動した。それ以外もどの作品も素晴らしいが、有名な「リッチ・ボーイ」「バビロン再訪」あたりは人生の抜き差しならない孤独と喪失を感じられて、その小説の魅力が心に届く深度に震えた。 しかし、野崎孝訳が第一にやはり、名訳なのだと思う。手元に村上春樹訳の「氷の宮殿」があったので読み比べてみたけれど(村上春樹訳はとても若い頃の仕事なので比較するのは少々アンフェアかもしれないけれど)、ちょっとやっぱり野崎訳って凄すぎるんじゃないか、という風に感じてしまった。昔から野崎訳ばかり読んでいるので、身体とぴったり合ってしまっているのかもしれないけれど、フィッツジェラルドの華麗(だと思われる)な文章が、同じような豪奢さで、でも全く違う日本語に置き換わっているのだろうという感覚を受ける。豪奢なところと、びっくりするくらい哀しいところの落差が自然に溢れ出てきているような文章で、好みの問題かもしれないけれど、わたしは単純に野崎訳の文体が好きなんだな、ほんと。

Posted by ブクログ

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