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彼女が愛した男
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彼女が愛した男
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
殺人者の人質が、殺人…
殺人者の人質が、殺人者に恋してしまう。今ならストックホルム症候群だと思いますが、執筆当時はあまり知られていなかったのでしょうか。
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二人組の強盗殺人犯に…
二人組の強盗殺人犯に監禁される主人公。その後犯人の一人と恋に落ちるが・・・『有り得ない』と思いつつ、「わかるわかる」と主人公に同調してしまった。逃亡先の金沢~能登の情景が小池作品らしく、非常に美しく描かれていた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
監禁状態にある被害者が加害者に恋愛類似の感情を抱いてしまうストックホルム症候群に類似する設定ではあるが、愛情へ転換する場面が監禁場面でなく、症候群そのままではない。他方、リマ症候群(加害者が被害者に恋愛感情を抱く)は妥当するのかもしれないが、これらは心理の転換に無理が生じやすいので、展開・場面・台詞まわしが難しい。被害者が加害者に同調していく展開が急で、理由も乏しく不自然。匂い、しぐさ、態度等何でもいいのだが…。また、あとがきに作者が登場人物に惚れるとあるが、如何か。またわざわざ公表せずともよいのに…。
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