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小国主義 日本の近代を読みなおす 岩波新書

田中彰(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1999/04/20
JAN 9784004306092

小国主義

¥220

商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2020/07/14

岩倉使節で関心が持たれた小国主義は自由民権や大正デモクラシーで盛り上がりを見せたが、それぞれ潰される結果に。そして、敗戦によって日本国憲法において小国主義が実現されたというロジック。そのように考えたことはなかったが、言われてみればそうなのかもしれないという気にさせられる。ただし、...

岩倉使節で関心が持たれた小国主義は自由民権や大正デモクラシーで盛り上がりを見せたが、それぞれ潰される結果に。そして、敗戦によって日本国憲法において小国主義が実現されたというロジック。そのように考えたことはなかったが、言われてみればそうなのかもしれないという気にさせられる。ただし、日米同盟をどう考えるべきかという課題は残るが。 米中の覇権争いの中、日本はこれからどのような道を歩むべきなのか、歴史を振り返って考えてみるのもいいのかもしれない。

Posted by ブクログ

2017/11/21

前半の入りはよかったが、結局岩波ブックレットのような出来になってしまった。小国主義から一国ナショナリズムの文脈を排除して、平和憲法を守れという旧左翼的文脈で思考は停止する。ちょっと、おそまつすぎはしないか。

Posted by ブクログ

2014/01/02

戦前の記憶を持ち、戦後レジームの脱却に危機感を抱く著者の手になる良著。 帝国主義を標榜した岩倉使節団以降の政策を大国主義と定義し、これに対比させる形で小国主義の思想的歴史を跡づける著作。 その流れは中江兆民から石橋湛山に繋がり、対外的には平和外交を、対内的には自由の保障が根幹とさ...

戦前の記憶を持ち、戦後レジームの脱却に危機感を抱く著者の手になる良著。 帝国主義を標榜した岩倉使節団以降の政策を大国主義と定義し、これに対比させる形で小国主義の思想的歴史を跡づける著作。 その流れは中江兆民から石橋湛山に繋がり、対外的には平和外交を、対内的には自由の保障が根幹とされる。 戦前への回帰を意欲する政権の時代に読みたい一冊。

Posted by ブクログ

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