1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

よくわかる仏像の見方 大和路の仏たち アートセレクション

西村公朝(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥2,420

¥220 定価より2,200円(90%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 1999/12/10
JAN 9784096070024

よくわかる仏像の見方

¥220

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なぜ、奈良に行く前にこの本を読まなかったのか。 近くまで行っていなかがら、見逃した素敵な仏像がこんなにあっただなんて…。 この本は、1体につき4〜5枚の大きな写真を掲載してあり、かつ、すごく仏像が魅力的に撮ってあって、見応えがある。説明もやさしく、入門者の見る写真集としては、完璧じゃないでしょうか。 繰り返し写真を眺めてしまう良書。

Posted by ブクログ

2009/05/17

 東京国立博物館平成館で「国宝 阿修羅展」が開催中。テレビでも「阿修羅」像の姿を映し、繰り返し宣伝していた。GWに行こうと思いネットで調べたが、もの凄い来場者の数ということで、すかっり腰が引けてしまった。入場制限はかかるし、売店の阿修羅像フィギュアも完売してしまうほどの盛況らしい...

 東京国立博物館平成館で「国宝 阿修羅展」が開催中。テレビでも「阿修羅」像の姿を映し、繰り返し宣伝していた。GWに行こうと思いネットで調べたが、もの凄い来場者の数ということで、すかっり腰が引けてしまった。入場制限はかかるし、売店の阿修羅像フィギュアも完売してしまうほどの盛況らしい。仏像は静寂の中で見たい。そこで、図書館に行って、写真が豊富な仏像の本を探して、本書を見つけた。初心者にはピッタリの本だった。やさしく、わかりやすい解説に好感を持った。たとえば、「阿修羅」像。悪神だった阿修羅だが、改心して仏教徒になりお釈迦様を守っている。元は悪神だったためこわい顔をしていた。お釈迦様の説法に聞きほれるうちに童心に戻って少年のような表情になったのが、興福寺の阿修羅像なのだという。真摯なまなざしが、説法に聞き入っている様子を見事に表現している。からだは細く弱々しい。筋肉というものを削ぎとって、戦う意志のないことをあらわしているらしい。つまり、からだ全体で仏教徒になりきった姿なのだそうだ。顔が三つ、手が六本。密教的表現で、これにもわかりやすい解説があった。博物館に行くのをやめたかわりの本であったが、実に素晴らしかった。そうそう、心動かされた像をもうひとつ。興福寺の「無著・世親像」(鎌倉時代の木造・彩色。国宝)。この「無著(むちゃく)像」の目を見てほしい。やや前かがみの姿勢、肉の落ちた頬、そして、涙を溜めた潤んだ瞳は、見る者に多くを語る。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品