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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2006/01/25 |
JAN | 9784121018281 |
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チンギス・カン
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チンギス・カン
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
著者は自ら「チンギスハン」専門考古学者と名乗るだけあって、定説に縛られないゼロベースの再考察・再検証が興味深い。冒頭の「カァン」と「ハン」の違いの解説から筆者の熱意が伝わってくる。鉄に着目した視点も斬新だ。チンギスハンに関する書籍としては比較的新しいものなので、最新の文献と研究を...
著者は自ら「チンギスハン」専門考古学者と名乗るだけあって、定説に縛られないゼロベースの再考察・再検証が興味深い。冒頭の「カァン」と「ハン」の違いの解説から筆者の熱意が伝わってくる。鉄に着目した視点も斬新だ。チンギスハンに関する書籍としては比較的新しいものなので、最新の文献と研究を総覧できて役立つ。 チンギスハンの墓はどこにあるのか、壮大な歴史ロマンである。
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チンギス・ハンの評伝。著者は考古学畑の人で、従来の東洋史学畑によるモンゴル帝国史書にはない、考古学的知見に基づく叙述が新鮮。チンギスの急速な台頭の要因として鉄資源・鉄生産の掌握を挙げているのが興味深い。
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表題こそチンギスカンだが、読み進めるとすぐにこれが「現代における考古学と遺跡発掘のススメ」であることに気づく。作者もそのあたりは自覚しており、後書きにてそのことに触れ、あまりに無味乾燥にならないよう意図的にエピソード、伝説を差し挟んだとある。そのあたり、少しアンバランスな内容にな...
表題こそチンギスカンだが、読み進めるとすぐにこれが「現代における考古学と遺跡発掘のススメ」であることに気づく。作者もそのあたりは自覚しており、後書きにてそのことに触れ、あまりに無味乾燥にならないよう意図的にエピソード、伝説を差し挟んだとある。そのあたり、少しアンバランスな内容になっている面は否めない。 ただ感想からすればどちらの面もおもしろく、特に実地で遺跡を丹念に調査し、今現在でも謎がどんどんと解き明かされている実情には興味をそそられた。
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