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現代人類学のプラクシス
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現代人類学のプラクシス
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
いままで多くのフィールドワークの本が、日本以外の発展途上国の異なる民族の調査であったのに対し、この本では日本内あるいは現代の企業での実践になっているところが大いに役に立つと思われる。
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個々の専門分野における人類学の実践(プラクシス)集。でも、人類学の実践は、もっと卑近な、例えば職場の人間関係とかの方により訳にたつんだよね。
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その昔は未開社会に出かけていた人類学が、現代ではどのようなフィールドで活躍しているのか概観できる本。 災害、工業、緊急救命センター、ホスピスなどなどテーマ・フィールドは多岐に渡っているので、フィールドワークに関心を持っている人はどこかに縁があることでしょう。 中でも葬儀絡み...
その昔は未開社会に出かけていた人類学が、現代ではどのようなフィールドで活躍しているのか概観できる本。 災害、工業、緊急救命センター、ホスピスなどなどテーマ・フィールドは多岐に渡っているので、フィールドワークに関心を持っている人はどこかに縁があることでしょう。 中でも葬儀絡みの話は面白かった。 こういう「知らない世界を知る」という快感は凄く素朴で、もしかするとよろしくないのかもしれないが、人類学の持つ武器の一つなのだろうなぁ。 紙幅の都合からか、エスノグラフィーの部分がやや抽象的というか、無味な論文がいくつかあるように思われる。「分厚い記述」を旨とする以上、短く表現すると避けられないことなのかもしれないが、ちょっと物足りない。そのへんが残念。 フィールドワークによって得られた情報がどのようにして「知見」としてまとめられていくのか、フィールドワークに何が出来るのか、それぞれのフィールドにおける課題は何か。そういうことを知りたいときにはヴァリエーションに富んだ本書が役立つことでしょう。 序論の部分が一番理解しやすかったのは気のせいか。
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