1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

ザ・フェミニズム ちくま文庫

上野千鶴子(著者), 小倉千加子(著者)

定価 ¥858

¥440 定価より418円(48%)おトク

獲得ポイント4P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/2(火)~4/7(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2005/09/09
JAN 9784480421494

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/2(火)~4/7(日)

ザ・フェミニズム

¥440

商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

上野千鶴子、小倉千加…

上野千鶴子、小倉千加子というフェミニストの代表とも言える2人の対談集。フェミニズムについてあまり考えたことがなかったけど、かなり面白いうえに深い。考えさせられました。

文庫OFF

2021/08/01

フェミニズムのカリスマ上野千鶴子さんと小倉千加子さんの対談 20年近く前の対談だが、フェミニズムがいまいち理解できていない私の理解を一気に促進してくれた 東電OL殺人事件の被害者の生活が男女雇用機会均等法の矛盾を体現しているとはなるほどと思った 「自分の身体の性的使用権を生涯にわ...

フェミニズムのカリスマ上野千鶴子さんと小倉千加子さんの対談 20年近く前の対談だが、フェミニズムがいまいち理解できていない私の理解を一気に促進してくれた 東電OL殺人事件の被害者の生活が男女雇用機会均等法の矛盾を体現しているとはなるほどと思った 「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の異性に対して排他的に譲渡する契約のこと」という上野千鶴子さんの結婚の定義が痛快 お2人の対談が漫才のようで読みやすい

Posted by ブクログ

2019/10/22

上野千鶴子さん、小倉千加子さんのお二人が大阪での公開会談・東京での密室会談で話された内容がセリフ書きの形式で記載されている一冊です。 フェミニズムについて、世間の声やネットで多少見聞きするものの、全く実情や詳しいことを知らないため、少しでも知識として得るものがあればと思ったのが...

上野千鶴子さん、小倉千加子さんのお二人が大阪での公開会談・東京での密室会談で話された内容がセリフ書きの形式で記載されている一冊です。 フェミニズムについて、世間の声やネットで多少見聞きするものの、全く実情や詳しいことを知らないため、少しでも知識として得るものがあればと思ったのが読書動機。 実際にページをめくってみると「フェミニストとは自称なのか他称なのか」から始まり、お互いの価値観について正面きって意見をぶつけ合う白熱したものだったことが窺い知れる内容でした。 読後、私が得た「フェミニズムとは?」の問いの答えとしては「わからない(というか前よりわからなくなった)」。それしか得なかったといえばそれまでですが(笑) あとがきにもあるように、「共感したり、反発したり」を繰り返しながら読みました。ある点では「ふむふむ、分かる気がする」と思っていても、違う点では「えぇっ、そうかなぁ」と簡単には同意できない内容だったり。 実際、今の社会では「シングルらしく生きる男性らしい業績を上げられる女性は対等に扱いましょう」という風潮があると(私は)感じているのですが、女性解放が目的だったとして、女性平等は目指すところなのかな? と疑問に思ったりもしました。枠を取り払うばかりが事態を好転させるとは限らない。でもやってみないとわからないのだから、やってみるほかない、と言われてみれば「いやそれはちょっと早計すぎない?」と思ってしまうあたり、私は保守派に分類されてしまうのでしょうか(笑) お二人が嫌いな結婚制度も、結果的には今ある不自由な選択肢の中で最も理にかなっているというか、恩恵が大きいから大多数がそこへ入るわけで。 二人の対談で特に(良くも悪くも)印象的だったのは…… ・(結婚制度は)「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の異性に対して排他的に譲渡する契約のこと」(p.134) ・「過労死を含めて、男があそこまでがんばるのは、「やれば報われる」ということを信じており、かつそれを実際に経験してきてるから」(p.171) ・「経済的社会的地位が男女平等になったからといって、まだ解決されない問題がある。その解決されない問題の核心こそがセクシュアリティです」 読んでいてひとつ思ったのは、「出口も目的もないトンネルを著者たち二人でぶつかり合い、時には手を取り合いながらクネクネと進んでいく様だ」ということ。 実際に男女格差のある世界に生まれ育った二人だからこそ、男女というものについての問題に意識が向く代わりに、それが無くなった世界というのは想像ができない。 出口の見えない迷路、トートロジーのようだなと感じました。 また、割と各所で話の主語と帰結内容がズレる。敢えてそこをきっちりと意識して話していなかったためだろうと思われますが、これが結局は「女性って研究者であろうと話が長ったらしくて効率的でない」と思われる所以になったりしているのかなと思うと同時に、「フェミニストと言っても一人一派なんだ」という知識のない人からすれば、「こういう人たち=フェミニスト」と捉えられているのかなと思いました。 主義主張が強く、教条的で、女>男と思っている、と。 (実際には皆が皆そうではないということは、積極的に知ろうとしない人にとっては知りえないことですし) また、お二人ともが独立して生きていけるという点においては恵まれた女性であるから、なのでしょうが「専業主婦」を叩きすぎていて、一周回って笑えました。貧困に陥った女性、進学を許されなかった女性、いまだに格差はありますし、そういった女性は働こうにも一人で暮らすだけの生活費を稼ぐことは容易ではありません。そういった女性を「白アリ」だとか「年金の前借り生活者」というのは自由かもしれませんが、だからといって見下していい相手と捉えるのもまた、お二人の言う「女女格差」なのでは……? 女の敵は男。 であると同時に 女の敵は女。 なんだと痛感しました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品