店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
4/22(月)~4/27(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 2005/09/25 |
JAN | 9784041643198 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
4/22(月)~4/27(土)
- 書籍
- 文庫
燃ゆるとき
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
燃ゆるとき
¥110
在庫あり
商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
高杉良さんが書いた、企業実名モデル 小説。 インスタント食品で名高い東洋水産を取り上げ、森社長がどのように会社を立ち上げ、苦労し、育て上げたかを詳細に記した、社史とでも言うべき一冊。 お金のやりくり、親会社との駆け引き、競合他社との熾烈な裁判。一世紀近く前のことにはなるが、リ...
高杉良さんが書いた、企業実名モデル 小説。 インスタント食品で名高い東洋水産を取り上げ、森社長がどのように会社を立ち上げ、苦労し、育て上げたかを詳細に記した、社史とでも言うべき一冊。 お金のやりくり、親会社との駆け引き、競合他社との熾烈な裁判。一世紀近く前のことにはなるが、リアルな会話と共に著者が現代に甦らせている。 東洋水産といえば、インスタントラーメン、マルちゃんの愛称でおなじみだが、なぜ「水産」の文字が入ってるのか、いまいち分からなかった。しかしこの本を読んで、合点がいった。東洋水産にとって、水産は「祖業」。外せないわけですね。 これも、時間を忘れて、読みふけった。
Posted by
困難を社員一丸となって乗り越える物語。会社サイトを見ると、まだ活躍されている方もいて親近感が湧いた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
経済小説、ビジネス小説なんてほとんど読んだことがなかったのですが、こんなに面白いとは。 「マルちゃん」で知られる東洋水産の創業者森和夫の生き様がかっこいいのです。 北海道ではインスタントラーメンといえば「サッポロ一番」より「マルちゃん」です。(個人の感想です) カップ焼きそばといえばマルちゃんの「焼きそば弁当」。 うちの子たちは魚肉ソーセージもマルちゃんのが一番美味しいと言います。 そのくらい身近。 物心ついた時から、当たり前のようにあったので、まさかこんなに苦難続きの企業だったとは思いませんでした。 戦後4人で起業した零細企業ですから、大企業や商社から無理無体を押し付けられ、会社が大きくなったら今度は、つぶれそうな会社の再建を頼まれては引き受けています。 経営者ですからもちろん論理的ではあるのですが、行動の根本には「義」があります。 だから人がついてくるのだろうなあと思いました。 まあ、小説なので、すべてが事実ではないのかもしれません。 一番びっくりしたのは日清食品の(作中では日華食品)の安藤百福(作中では安東福一)の姿です。 これまで私が見知ってきた安藤百福という人は、おなかをすかせた人がなくなるようにとチキンラーメンの特許をとらず、戦後の日本の食品業界をけん引した人、でした。 が、この作品を読むと、チキンラーメンは彼の発明ではなく、実際に発明した人から特許権を買い取ったらしい。 そればかりか、社員は使い捨て、権力者にはすり寄り、弱者を恫喝し、マスコミを使ったイメージ戦略に長け、えげつないほど金に汚い人物。 さすがにそれはないだろうと、読書の途中でちょっと中断し安藤百福氏を調べてみたら、結構黒い噂はあるみたい。 日清食品自体が、業界ではあまり評判が良くない。 だからドラマも小説も、フィクションであることを念頭に、あんまり信じすぎてはいけないなと思った次第。 でも道民だからマルちゃんが好きなのよ。 これからも食べると思うわ。
Posted by