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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎コミックス/幻冬舎 |
発売年月日 | 2004/02/28 |
JAN | 9784344803770 |
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商品レビュー
4.5
14件のお客様レビュー
エスコートシリーズ第…
エスコートシリーズ第二弾家族からの虐待の末、心が麻痺してしまった律。母からの愛―すなわち最も原始の愛を知らない延清。二人の関係は取引に始まり、そして永遠の約束に…。
文庫OFF
シリーズ第2弾登場。人材派遣会社エスコートで秘書を務める水島律はトップガードの延清と同居している。クールな男と純粋な少年のビタースイートラヴ。
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「エスコート」のトップ・ガードの延清と×榎本の秘書をしている19歳の律。 義兄の策略で男たちに犯されかけそうになった律は、絶対的に強くて凶暴な男、延清に助けられますが、なんと彼は見返りに律の体を要求してくるのです。でも、取引と称して襲った男たちと変わらない行為に及んだ延清に、なぜ...
「エスコート」のトップ・ガードの延清と×榎本の秘書をしている19歳の律。 義兄の策略で男たちに犯されかけそうになった律は、絶対的に強くて凶暴な男、延清に助けられますが、なんと彼は見返りに律の体を要求してくるのです。でも、取引と称して襲った男たちと変わらない行為に及んだ延清に、なぜか相通じるものを感じる律です。 律が理不尽な目に遭って、悲惨でかわいそうな健気受の話のようで、そうでないところがさすがストーリーテラーな作家さん。 律は、健気ではあるけど、胸の奥には相当な強さを秘めていて、しなやかだなと思わせます。 延清からは飼い主とペットの関係だと容赦なく位置付けられてしまいますが、本人はそんな関係すらも受け入れ、延清の本心を見極めたいと思うようになっていきます。 誰も寄せ付けなかった延清が、唯一自分のテリトリーに入れたのが律なんですよね。その感情の正体も分らないまんま! つかみどころの無い延清の心を、いつの間にか捕らえてしまった律なのです。 互いに深い傷を背負っているところに、理解しあえるものがあったのがわかります。こういう過去のトラウマ系はありがちですが、延清はそのすべてを律にぶつけているところが生々しかったです。強くコワいものなしで生きているような延清が、19歳の律にすべての感情をさらけだしているんです。 そして、それをすべて受け止める律の気持ちが、強くて優しくて、単なる健気なだけじゃないんです。 延清が「取引」とか本能的な好き嫌いでしか人間関係を判断できないところに、強さに隠れた孤独や寂しさが垣間見えて切なくさせられました。 この話は、むしろ延清の痛みの方が大きいですよね。「ステップ」では、彼の視点でも多く語られているので、とても心に迫るものがありました。 彼の心情がまるまる分かるだけに、律に対する想いに余りにも無自覚なことがかえって切なく、泣かされてしまいます… 大学まで延清が律を探しに行くところは、二人の互いを想う気持ちがあふれまくっていて、すごくいいシーン。 愛に目覚めているのがはっきり受け取れて、すごく胸が熱くなりました。 榎本は、さすが見極めがすごいです。封筒の一言、かっこいい。 不器用に愛を追い求めていた延清が、律とめぐり逢うことによって人間的に成長していて涙ぐんでしまいました。 「僕があなたの何なのか、ずっとそばに置いてくれたら教えてあげる」と律に言われた答を聞かなければ、手放さなくていいのだ、と考えて安心する延清。たまらん… 聞かなくても、もうわかってるよね。
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