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カラー版 信州 自然と学びのガイド 岩波ジュニア新書

増村征夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2004/10/01
JAN 9784005004829

カラー版 信州

¥110

商品レビュー

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2023/01/26

〇 新書で「学校生活」を読む⑰ 増村征夫『カラー版 信州 自然と学びのガイド』(岩波ジュニア新書、2004) ・分 野:「学校生活」×「校外学習」 ・目 次:  はじめに  1.アルプスのパノラマに沿って  2.ふるさとの風景を歩く  3.文学と美術を味わう  4.ものづく...

〇 新書で「学校生活」を読む⑰ 増村征夫『カラー版 信州 自然と学びのガイド』(岩波ジュニア新書、2004) ・分 野:「学校生活」×「校外学習」 ・目 次:  はじめに  1.アルプスのパノラマに沿って  2.ふるさとの風景を歩く  3.文学と美術を味わう  4.ものづくりの町を訪ねる  5.こんなところも歩きたい  施設情報 ・総 評  本書は、著者が自ら撮った写真とともに「信州の訪ねどころ・学びどころ」を紹介した本です。著者は写真家で、自らも長野県安曇野市に移住し、信州の写真を撮り続けている人物です。  信州(=長野県)と言えば、豊かな自然に加えて、歴史ある町並みや文化施設も多く、宿泊行事先に選ばれることが多い場所です。また冬には雪が積もるため、スキー教室などが実施されることもあります。そうした信州の魅力を、プロの写真家である著者が自ら撮った写真をもとに解説したのが本書です。この本を読んで面白いなと思った点を、以下の3点にまとめます。 【POINT①】満天の星空に思いをめぐらす  本書の46~49頁には、透き通る夜空に満天の星空が広がっている写真が掲載されています。著者によれば、星空を満喫するには標高が高いだけでなく、その「下に見えている景色」が重要だと言います。例えば美ヶ原(松本市)の場合、よく晴れた日の「日の出より1時間半ほど前と、日没から1時間半ほど後」の時間帯は「星空の下に山がシルエットに見える」そうです。また「三日月から弓張月の晴れた夜」は、目が慣れてくると「月に照らされた山や景色がモノトーンで見えて」くると言います。目の前に広がる星空を眺めながら、その先に広がる無限大の宇宙に思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか。 【POINT②】遊歩道の脇に咲く花に思いをめぐらす  本書の162~163頁には、標高約2610mにある千畳敷カール(駒ケ根市)に咲く高原植物の写真が掲載されています。これらの植物は、かつて「地球が氷河におおわれていた時代」に「大陸と陸つづきだった日本列島に北極周辺などからやってきた寒冷植物の末裔」になります。地球が暖かくなった現在では、中部山岳の中でも亜高山帯や高山帯に見られるそうですが、寒冷地である北海道では襟裳岬や礼文島、利尻島の海辺にも咲いているそうです。こうした「ルーツ」を知ると、目に映る花の一つ一つにより興味が持てるのではないでしょうか。 【POINT③】歴史ある町並みを守ってきた地域の人々に思いをめぐらす  信州には、昔ながらの町並みが残っている地域が多いですが、その背景には景観を守るために努力してきた地域住民の“思い”があります。例えば、小布施町では「外はみんなのもの」という地域の合意の下、建物の間に植物を植え、歩道には特産の栗の木の角材を敷くなど、小布施ならではの景観を作ってきたと言います。また妻籠宿(南木曽町)では、高度経済成長の中、全国に先駆けて町並保存事業に取り組み、江戸時代のままの宿場をよみがえらせたそうです。歴史的な景観は見ているだけでも楽しいですが、その景観を守ってきた人たちに思いを寄せると、また違った光景が見えてくるのではないでしょうか。  面白かったポイントを紹介した後で言うのもアレですが、信州の魅力を最も味わうには、まさに“現地に行ってみる”ことが必要でしょう。ただ、当日の気候などによって、同じ光景でも見える姿は変わってきます。そういう意味では、プロの写真家である著者が、気象条件なども含めて“ベスト”なタイミングで撮った写真は、信州の魅力を味わう際の“予習”または“復習”に最適な教材になります。学校行事などで長野県(信州)に行く際は、是非、手に取ってほしい一冊です。 (1340字)

Posted by ブクログ

2010/03/16

ちょっとした観光ガイドという感じ。  信州の自然のみならず、古い街道とその町並み、ものづくり、文学・芸術と取り扱っているテーマも豊富です。

Posted by ブクログ

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