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真珠の耳飾りの少女 白水Uブックス146海外小説の誘惑

トレイシー・シュヴァリエ(著者), 木下哲夫(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 2004/04/05
JAN 9784560071465

真珠の耳飾りの少女

¥220

商品レビュー

4.2

27件のお客様レビュー

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2010/05/28

不思議な話でした。 …

不思議な話でした。 あの絵が描かれた場所 イジメにあった少女・・・全てに対して奥が深いと思いました。

文庫OFF

2024/03/18

「真珠の耳飾りの少女」トレイシー・シュヴァリエ著・木下哲夫訳、白水Uブックス、2004.04.05 278p ¥998 C0297 (2024.03.18読了)(2006.08.19購入)(2004.05.15/4刷) フェルメールの描いた絵に「青いターバンの少女」と題されたの...

「真珠の耳飾りの少女」トレイシー・シュヴァリエ著・木下哲夫訳、白水Uブックス、2004.04.05 278p ¥998 C0297 (2024.03.18読了)(2006.08.19購入)(2004.05.15/4刷) フェルメールの描いた絵に「青いターバンの少女」と題されたのがあります。この本は、その絵が描かれたいきさつを作家の想像力を駆使して小説にしたものです。 その絵をこの小説では、「真珠の耳飾りの少女」と呼んでいるので、この小説が発表された後、「青いターバンの少女」は、「真珠の耳飾りの少女」と呼ばれることが多くなったような気がします。 【目次】(なし) 一六六四年 (女中奉公)   3頁 一六六五年 (画家の手伝い) 101頁 一六六六年 (画家のモデル) 199頁 一六七六年 (画家の遺言)  253頁 謝辞 訳者あとがき  木下哲夫 Uブックス版へのあとがき ☆関連図書(既読) 「フェルメール」黒江光彦著、新潮美術文庫、1975.04.25 「フェルメールの世界」小林頼子著、NHKブックス、1999.10.30 「盗まれたフェルメール」朽木ゆり子著、新潮選書、2000.03.30 「フェルメール全点踏破の旅」朽木ゆり子著、集英社新書、2006.09.20 「フェルメール光の王国」福岡伸一著、木楽舎、2011.08.01 「フェルメール静けさの謎を解く」藤田令伊著、集英社新書、2011.12.21 出版社からのコメント(amazon)  16歳の娘フリートは、画家フェルメールの家の女中になったとき、失明した父の身の回りの世話をしていた経験を活かし、アトリエの掃除と整頓も任されることになった。そんなフリートを待っていたのは、波乱含みの人間関係だった。  子だくさんで粗忽なため、アトリエの出入りを禁じられている夫人カタリーナとの確執、気丈で抜け目ない、夫人の実母マーリア・ティンスとの駆け引き、フリートを目の敵にし、意地悪ばかりする次女コルネーリアとの諍い、贔屓の肉屋の息子ピーテルがフリートに寄せる恋慕、フェルメールのパトロンである身分を悪用し、フリートに言い寄るファン・ライフェン……。しかしある日、予期せぬ出来事が起こる。フェルメールは、フリートが色彩と構図に豊かな感性をもっていることに気づき、顔料の調合を任せる。天才画家の絵画に心服するフリートは、旦那様への思いを募らせ、2人の親密さも徐々に増していく。  そして、フェルメールがカタリーナの真珠の耳飾りをフリートに着けさせ、モデルとして絵画を描くにいたって、物語は一気にクライマックスへと突き進む……。           *  本書は、17世紀オランダ、デルフトの人びとや街の様子を、歴史に忠実に再現している。実際、フェルメールの作品、家族構成はもとより、家の所在や間取り、部屋の調度なども死後の財産目録と一致している。  巨匠フェルメールに淡い思い寄せ、名画のモデルになった少女フリートの運命は? 神秘に包まれた名画の光と影に迫り、世界で200万部を超えた、大べストセラー恋愛小説!

Posted by ブクログ

2023/09/08

16歳の少女フリートは、フェルメール家の女中になるためデルフトの坊主横丁に足を踏み入れた…。 見事な情景描写に唸ってしまう。 運河に囲まれたデルフトの石畳の街を、少女と共に歩いているような錯覚を覚えた。 17世紀、オランダの有名な画家フェルメールが描いた『真珠の耳飾りの少女』か...

16歳の少女フリートは、フェルメール家の女中になるためデルフトの坊主横丁に足を踏み入れた…。 見事な情景描写に唸ってしまう。 運河に囲まれたデルフトの石畳の街を、少女と共に歩いているような錯覚を覚えた。 17世紀、オランダの有名な画家フェルメールが描いた『真珠の耳飾りの少女』から想像を膨らませて書かれた本で、今回読むのは二度目。 初めて読んだ時は、フェルメールに寄せるフリートの思いに感涙したが、今回は時代背景や当時の美術市場について知りたくなり『フェルメール 生涯と作品』を併せて読んだ。 低賃金で雇われる女中の生活や不利な立場も気になった。例えば「女中は盗癖があり、主人を誘惑する者」と当たり前に思われていたことに驚かされた。 フェルメールは、フリートを掃除係からアシスタントにした。本の冒頭シーン「フリートが調理台に種類ごとに丸く並べている野菜」を見た時から、この子には優れた色彩感覚があると気づいていたようだ。 「隣合わせにすると、色が諍いを起こします」 「光線のことでございます、奥様。拭いてしまうと、絵に違いが出るかもしれません」 「明るいけれど、決して白一色ではない。白ではなく沢山の色に見える」 そうしてフリートは、自分をモデルにして描かれる絵の中に"光の粒"が欠けていると気づくのだった。 マーリア・ティンス奥様とカタリーナ若奥様。女中のタンネケや子供たち一人ひとりの性格を見抜く力があり、家事も完璧にこなしたフリート。彼女のフェルメールへの抑えきれない思いが一粒の真珠に象徴されていたようで切ない。 狡猾なコルネーリアの頬を叩き、再び手にした耳飾りをお金に変えてしまったフリート。彼女の姿に肉屋のかみさんらしい逞しさを感じる一方で、長男の名前が"ヤン"であったと知り、また物語に引き戻されるような感覚にとらわれた。

Posted by ブクログ

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