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ライトノベルめった斬り!
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ライトノベルめった斬り!
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
SFやライトノベルにくわしい著者二人がライトノベルの歴史を振り返る対談と、100シリーズに及ぶブック・ガイドが収められています。 本書が刊行されたのは2004年ですが、谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)、おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』(電撃文庫)などが登場し...
SFやライトノベルにくわしい著者二人がライトノベルの歴史を振り返る対談と、100シリーズに及ぶブック・ガイドが収められています。 本書が刊行されたのは2004年ですが、谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)、おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』(電撃文庫)などが登場し現在に至るライトノベルの流れが完全に確立された直後ということで、かなりタイムリーな出版時期だったのではないでしょうか。 ライトノベルの前史から90年代に至るまでの情報が簡潔にまとめられており、刊行から15年が経った現在の読者にとってライトノベルの歴史を知るためにも便利な手引きとして使えます。水野良『ロードス島戦記』(角川スニーカー文庫)、神坂一『スレイヤーズ!』、秋田禎信『魔術師オーフェンはぐれ旅』(ともに富士見ファンタジア文庫)など、ファンタジー全盛期のあと、90年代の半ばにファンタジーの衰退期があり、その後(『エヴァンゲリオン』やkeyの美少女ゲームの流行などを取り入れつつ)、ライトノベルの世界でまったく新しい文体を開拓した上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』(電撃文庫)以降、「電撃文庫」がライトノベルのスターダムにのしあがって「セカイ系」と「萌え」の全盛に至る、という流れが明瞭に見通すことができます。
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ライトノベルガイドブックとして俯瞰視したものというよりは、SF畑の2人によるライトノベル(とその周辺)の雑記といった感じ。しかし所謂若者向け娯楽小説の流れや流行がわかり、今後とも重宝しそうな1冊。読みたい本が増えてしまう~
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完全に知っている人のための本 今となっては話題にもならないものが大量に出てくる 本文下の注釈はそのための親切心なんだろうけどページがずれてるからイライラさせられた
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