- 書籍
- 文庫
戦士たちの挽歌(1)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
戦士たちの挽歌(1)
¥220
在庫なし
商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロンドンの寂れた街角で、足の悪い老人が二人組の男に襲われた。犯人は殴る蹴るの暴行のうえ、財布を奪って逃走。被害者は脳内出血で、身元不明のまま死亡してしまう。やがて、犯人は目撃者の証言によって逮捕され、誰もが有罪確実とみていたのだが…。表題作「戦士たちの挽歌」をはじめ、結末の意外性が存分に楽しめる三編を収録。物語の醍醐味が凝縮された、珠玉の短編集。 微妙なところですね。 「戦士たちの挽歌」「競売者のゲーム」「奇跡の値段」どれも面白いのですが、 フレデリック・フォーサイス氏となると、少し物足りない感があります。 優れた長編を読んでしまったからなのかもしれません。 (他の作家さんの本であれば十分に納得できるのです) 長編の方が面白いという点で、評価を下げました。
Posted by
戦士たちの挽歌/競売者のゲーム/奇蹟の値段という3つの小編による一冊。 なかでも戦士たちの挽歌は、結末までの道筋がおもしろくフォーサイス文学のエッセンスが散りばめてあるように感じた。 秀作
Posted by
この人は,大作もいいけど短編もいい。 細かい手順なんかへのこだわりは長編も短編も同じで,じっくり読ませてくれるのだけど,先が気になってイライラしてしまった。しかし,そういうところが丁寧にやってあるから,最後の意外な結末にはっとできるのだろう。 なんといっても最後に置かれた「...
この人は,大作もいいけど短編もいい。 細かい手順なんかへのこだわりは長編も短編も同じで,じっくり読ませてくれるのだけど,先が気になってイライラしてしまった。しかし,そういうところが丁寧にやってあるから,最後の意外な結末にはっとできるのだろう。 なんといっても最後に置かれた「時をこえる風」。最後が意外なのではなく,ストーリーそのものが意外なのだ。というよりも文体と作者名と,描かれている出来事のギャップが,(少なくとも僕にとっては)ものすごくて,頭がくらくらした。隠れた名作だと思う。 2005/10/7
Posted by