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ガンジー自伝
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ガンジー自伝
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商品レビュー
3.9
18件のお客様レビュー
本のタイトルにあるように、マハトマ・ガンジーの自伝本であるが、第2次世界大戦時や戦後に関する内容は取り扱っていない。一般的に、ガンジーといえば、インドがイギリスに支配された時代、非暴力・不服従運動を貫いて、イギリスに抵抗した。それゆえ、ガンジーは清廉潔白であるとか、聖人君主だと...
本のタイトルにあるように、マハトマ・ガンジーの自伝本であるが、第2次世界大戦時や戦後に関する内容は取り扱っていない。一般的に、ガンジーといえば、インドがイギリスに支配された時代、非暴力・不服従運動を貫いて、イギリスに抵抗した。それゆえ、ガンジーは清廉潔白であるとか、聖人君主だというイメージが先行する。ところが、本書を読むと、そのイメージ像が根底から覆される。たとえば、ガンジーは若くして結婚したが、妻に対する扱いがぞんざいで、対等な関係で接したとは思えない。また、南アフリカで勃発したボーア戦争において、インド解放という、最終的な目標達成のために、イギリス側に味方して、戦争に加担することとなった。このように、世間が思うガンジーのイメージとは裏腹に、ガンジー自身も一人の人間であったことが垣間見える。その意味で、ガンジーは、秘密を包み隠さずに、ありのままの自分をさらけ出す、質実剛健な人物だと自伝本から読み取れる。 とはいえ、歴史に名を残した人物であるためか、普通の人々ではやらない行動を次々と実践した面も、本書を読むとわかる。特に、多くの仲間を率いて、大きな運動へと発展させるところは脱帽する。
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いま巷(2021/2/4ごろ)では、森某の差別発言が国際的にも問題になっている。日本で完全に差別がないとはいわないが、そう顕在化してはいないところに、差別があってはならない組織の長が差別をいってしまったことは、これからなんらかの報いがでることだろう。つまらない話を前置きにしてしま...
いま巷(2021/2/4ごろ)では、森某の差別発言が国際的にも問題になっている。日本で完全に差別がないとはいわないが、そう顕在化してはいないところに、差別があってはならない組織の長が差別をいってしまったことは、これからなんらかの報いがでることだろう。つまらない話を前置きにしてしまったけど、この本で差別を受けるということがどういうことか深く考えることになった。自分も非健常者ではあるけれども、社会であからさまに差別を受けたことはないと思う。(会社にもその点は配慮がある)たとえば、「夜明け前」をよんではいるが、この本のように事実がせまるような感想はもたなかった。差別を受けることとは何か、を考えるためにも多くの人にぜひ読んでもらいたいと思う。
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ガンジーだってプライベートで色々ダメな部分あって、でも誰かの役に立つってことが重要だって思った。 長い時間をかけて養われた宗教観や教養によって確固たる軸があるからこそ彼は人々を引きつけ大きなアクションを起こすまでの説得力があるのだなと。彼の生き様がカッコいい。
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