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深層意識への道 グーテンベルクの森

河合隼雄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2004/11/25
JAN 9784000269872

深層意識への道

¥385

商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2021/08/16

★★★2021年8月★★★ 河合隼雄氏が人生の節目節目でどんな本を読んできたのかを紹介する。人間とは何か、意識とは何か、という事を深く考えさせられた。 物語や神話といったものには、人間の無意識なものが表現される。(村上春樹氏が地下室と表現したものか)夢というものもそう。人間の...

★★★2021年8月★★★ 河合隼雄氏が人生の節目節目でどんな本を読んできたのかを紹介する。人間とは何か、意識とは何か、という事を深く考えさせられた。 物語や神話といったものには、人間の無意識なものが表現される。(村上春樹氏が地下室と表現したものか)夢というものもそう。人間の無意識、深層意識に現れだという。 本を通して人間の深い部分をのぞこうとする、河合氏の姿勢が見て取れる。 例えばグリム童話によって、キリスト教以前の人々の考え方、宗教が見えるはず。隠れキリシタンの間での信仰の経年変化によって日本人の意識が見える。 僕たちが物語を読むのは、「悪しき物語」に対抗するためだと村上春樹氏は述べたが、河合氏も似たような考えを持っているのではないかと推測する。

Posted by ブクログ

2017/12/18

これはすごい本だと思う。日本人がここまで広く深いことをさらりと言ってのけるのは誇らしささえ感じる。わかりやすくとても共感することができた。生きていたら会ってみたかったな。読んでよかったと思える一冊です。

Posted by ブクログ

2013/11/08

・ある人にとっては星を一つ見たというだけで、「うん、わかった!」と思ったからといって、「あなたも星を見てください」と言っても、ぜんぜん駄目でしょう?それはなぜかといったら、星のもっているシンボリズム、象徴が、何をその人に訴えているかというのが違うのです。 ・「天地始之事」。いち...

・ある人にとっては星を一つ見たというだけで、「うん、わかった!」と思ったからといって、「あなたも星を見てください」と言っても、ぜんぜん駄目でしょう?それはなぜかといったら、星のもっているシンボリズム、象徴が、何をその人に訴えているかというのが違うのです。 ・「天地始之事」。いちばん大事なところはどういうところかというと、アダムとイブが、皆さんご存知のように、禁断の木の実を食べます。神さまがすごく怒って楽園を追放すると言います。西洋であれば、アダムとイブは永久に楽園を失うわけです。日本の話は、神さまが追放すると言ったら、アダムとイブが「何とか帰らせてください」と言う。神さまは「よかろう」と言われるのです(笑)。「400年経ったら帰ってこい」と言われるのです。「絶対に許さない」ということ、それは日本人には考えられないのです。 ・デイヴィッド・ミラーさんが私にどう言ったかというと、「われわれヨーロッパ、アメリカの人間は命をかけて多神教のよさを知らなくてはならないし、日本人は命をかけて一神教のよいところを知ろうとしないと駄目だよ」と言いました。それは忘れがたいです。やはり、それは命がかかるぐらいのことなのです。いい加減にではなくて。だから、日本人が個人として生きるなどは、ほんとうに命がけのことで、それほどの覚悟がいる。

Posted by ブクログ

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