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ぐるりのこと
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ぐるりのこと
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商品レビュー
4.2
25件のお客様レビュー
旅先で、風切羽の折れたカラスと目が合って、生き延びるということを考える。 沼地や湿原に心惹かれ、その周囲の命に想いが広がる。 英国のセブンシスターズの断崖で風に吹かれながら想うこと、トルコの旅の途上、ヘジャーブをかぶった女性とのひとときの交流。 旅先で、日常で、生きていく日々の中...
旅先で、風切羽の折れたカラスと目が合って、生き延びるということを考える。 沼地や湿原に心惹かれ、その周囲の命に想いが広がる。 英国のセブンシスターズの断崖で風に吹かれながら想うこと、トルコの旅の途上、ヘジャーブをかぶった女性とのひとときの交流。 旅先で、日常で、生きていく日々の中で胸に去来する強い感情。 「物語を語りたい」ー創作への向かう想いを綴るエッセイ。 ここまで深く考えることができるなんてうらやましい。 しかも、常識に惑わされることのない独自の視点で。 このエッセイを読んだあとに、梨木さんの小説を読むとまた違った感想を得られるかもしれない。
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- ネタバレ
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憧れている図書館司書の方に勧められたので読んだ。 P134、「一人の人間を神格化して崇める、という行為には、自分で考える努力を放棄し、判断し決定する責任を他に押しつけた怠惰のにおいがする。」のところが大好き。そして反省する。一人の人間を神格化させがちなので。 気を付けよう。
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すばらしく静かな本だと思った。 エッセイというには、硬いような、難しいような…誰かに勧める?と聞かれれば、答えはNOだけど。 わたしは、好きかもしれない。 硬質な文章は説明文みたいだし、考え方もわたしとは異なるタイプだし。この人の小説は好きなんだけどな、と最初はがっかりしたけれど...
すばらしく静かな本だと思った。 エッセイというには、硬いような、難しいような…誰かに勧める?と聞かれれば、答えはNOだけど。 わたしは、好きかもしれない。 硬質な文章は説明文みたいだし、考え方もわたしとは異なるタイプだし。この人の小説は好きなんだけどな、と最初はがっかりしたけれど。 少しずつ読む分には、嫌いじゃないかも。
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