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パーフェクトマイル 1マイル4分の壁に挑んだアスリート

ニール・バスコム(著者), 松本剛史(訳者)

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定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソニーマガジンズ
発売年月日 2004/07/30
JAN 9784789723213

パーフェクトマイル

¥1,155

商品レビュー

5

4件のお客様レビュー

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2012/04/24

‎1マイル(1600m)で4分の壁に挑んだ、当時の3​人の中距離ランナーを中心に書かれたものです。一番最初​に4分を切ったロジャーバニスター選手は知っていました​が、他の二人はこの本ではじめて知りました。一番になる​ことの重要さを痛感させられます。

Posted by ブクログ

2010/03/04

3人のランナーたちが、どのようなプロセスで1マイル4分の壁を破りに行ったか。その変遷もさることながら、各人の努力と創意工夫には脱帽させられる。 綿密な調査によって書かれた作品。

Posted by ブクログ

2007/09/09

 世界陸上2007大阪。見ましたか。男子100メートル想いを込めた朝原の走り。そしてその朝原にメダルを取らせたいと魂の走りをみせ、準決勝、決勝と続けて日本記録を更新した4×100メートルリレー日本チーム。 メダル獲得はならなかったけれど、熱い気持ちが伝わってくる心に残るレースだっ...

 世界陸上2007大阪。見ましたか。男子100メートル想いを込めた朝原の走り。そしてその朝原にメダルを取らせたいと魂の走りをみせ、準決勝、決勝と続けて日本記録を更新した4×100メートルリレー日本チーム。 メダル獲得はならなかったけれど、熱い気持ちが伝わってくる心に残るレースだった。 まるで、そうですよね。思ったでしょう。あなたも。あの物語のようだと。 それは佐藤多佳子の『一瞬の風になれ』。高校陸上部を舞台にした傑作青春スポーツ小説。4×100メートルリレーの想いをつなぐ走りなんて、まさしく今回の大会そのもの。 どんどん書きたいけれど、『一瞬の風になれ』について、すでに「路地裏カフェ」にレビューを書いているので、そちらをご覧ください。 で、他の陸上ものということで、『パーフェクトマイル』。 1950年代、1マイル(約1600メートル トラック4周)4分の壁を破ろうとしたアスリートを追ったノンフィクション。 日本では、中距離走は世界とのレベルの差があり、それほど注目されていないが、ヨーロッパでは人気種目。この本に書かれている1950年代前半、記録への挑戦は各国の大衆の注目の的となり、競技会の様子は新聞、ラジオで大きく報道された。 それは、同じ頃、試みられていた、世界最高峰エヴェレスト登頂にも匹敵するほどだ。 イギリス、オーストラリア、アメリカの3人のアスリートは、1952年に開催されたヘルシンキオリンピックに出場したが、いずれも思うような走りができず、よい結果を残すことができなかった。 その悔しさが彼らを4分の壁、世界記録に挑ませる原動力となる。 しかし、各国民の期待は非常に強い。激しいプレッシャーがかかる。 また、肉体を限界まで追い込まなければいけない。 3人はそれぞれの環境、トレーニング方法で、挑戦を続ける。さて結末は。 本の中ほどに写真のページがあり、そこをうっかり見てしまうと、先に結果がわかってしまう…。 ミステリーの犯人をバラすようなものだぞ。文庫化の際は気をつけてもらいたい。まったく、もう![本の串刺し 世界陸上2007 その1]

Posted by ブクログ

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