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マリー・アントワネット(下) 岩波文庫

シュテファン・ツヴァイク(著者), 高橋禎二(訳者), 秋山英夫(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1980/07/01
JAN 9784003243725

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商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

ほんとにマリー・アン…

ほんとにマリー・アントワネットに対する気持ちは変わりました。彼女は悲劇の女性ですね・・・。でも農民が苦しい暮らしをしてる中贅沢な暮らしをした彼女を同情できません。

文庫OFF

2023/06/30

図書館で借りた。 下巻はまさにフランス革命。逃亡劇から処刑まで、文庫にしては厚めだが、物語は緊迫感多めで進んでいく。 どうしても貴族のお妃様というイメージが強いので贔屓目に見たり感情移入したりすることはイマイチできなかった印象。フランス革命のお勉強のためには今ひとつだったかな。 ...

図書館で借りた。 下巻はまさにフランス革命。逃亡劇から処刑まで、文庫にしては厚めだが、物語は緊迫感多めで進んでいく。 どうしても貴族のお妃様というイメージが強いので贔屓目に見たり感情移入したりすることはイマイチできなかった印象。フランス革命のお勉強のためには今ひとつだったかな。 ハンス・アクセル・フォン・フェルセンなるマリーの愛人は知らなかった。

Posted by ブクログ

2021/05/27

下巻を手に取った時は、「後はギロチンにかかるだけなのに、なぜこんなに厚いのよ?」なんて思った。読み終えた今は、マリー・アントワネットの没落は現在のフランスの土台となった歴史と密接な関わりがあるんだから、それらを一緒に描くためにはこの厚みも当然というか、むしろ作中に出す出来事をかな...

下巻を手に取った時は、「後はギロチンにかかるだけなのに、なぜこんなに厚いのよ?」なんて思った。読み終えた今は、マリー・アントワネットの没落は現在のフランスの土台となった歴史と密接な関わりがあるんだから、それらを一緒に描くためにはこの厚みも当然というか、むしろ作中に出す出来事をかなり厳選したんだろうと考えが変わった。 フランス革命の成し遂げた絶対王政の否定は、人類の歴史において非常に重要な意義のある出来事だった。 けれど、いつでも人類は崇高な理念に手が届かないのよね。絶対王政を打倒したフランス人たちも、資本主義を打倒しようとした共産主義者たちも、結局は理念を血みどろの権力ゲームの道具にしてしまった。それでも焦がれ続ける価値のある理念、理想というものはあるはずだ。 いやしかし、ツヴァイクの伝記は本当に素晴らしい。 フーシェのも読み返したくなった。

Posted by ブクログ

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