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遺された言葉
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遺された言葉
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久しぶりに読んだ三浦綾子さんの本。 三浦綾子さんのご主人に対する思いが素敵です。 三浦綾子さんの著書は全て、その根底にキリストを伝えたいという、その思いが流れています。それ故に文壇からは「護教文学」と、敢えて無視され続けてきたと聞いたことがあります。 それでも、書きつづけた三...
久しぶりに読んだ三浦綾子さんの本。 三浦綾子さんのご主人に対する思いが素敵です。 三浦綾子さんの著書は全て、その根底にキリストを伝えたいという、その思いが流れています。それ故に文壇からは「護教文学」と、敢えて無視され続けてきたと聞いたことがあります。 それでも、書きつづけた三浦綾子さんのこの言葉が響いてきました。 キリストを信じる者の強さを感じました。 わたしの場合、護教文学かも知れない、宣教文学かもしれない。それは、文学的には邪道かもしれない。そのことを充分承知の上で敢えて、わたしは今まで書きつづけてきた。 とにかく、わたしは、文学を至上とするのではなく、神を至上とする以上、信者としての自分が日本に於いて今しなければならないことは、キリストを伝えることであると思っている。 だから、私には、キリスト信仰を持つ文学者のいだく「信仰と文学」両立のための悩みはないとも言える。わたしは、今、ひたすらキリストを伝えたいのだ。
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