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環境倫理学のすすめ 丸善ライブラリー

加藤尚武(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善/
発売年月日 2002/03/20
JAN 9784621070345

環境倫理学のすすめ

¥220

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

環境をどこまで守るべ…

環境をどこまで守るべきか。現代の人々は将来の人々に対して、どこまでの責任を負うべきか。などなど、考えさせられる本です。

文庫OFF

2010/05/28

本書の大きな柱は、生…

本書の大きな柱は、生命倫理と環境倫理の対立をどう折り合いをつけるかということであろう。その具体的な話として、「中之島ブルース」というものが挙げられている。つまり、人間は他の生物の生命を搾取する事で生きている。倫理的に考えて、人間の生命や欲求をどの程度まで抑制して、環境を守るべきか...

本書の大きな柱は、生命倫理と環境倫理の対立をどう折り合いをつけるかということであろう。その具体的な話として、「中之島ブルース」というものが挙げられている。つまり、人間は他の生物の生命を搾取する事で生きている。倫理的に考えて、人間の生命や欲求をどの程度まで抑制して、環境を守るべきかという問いである。人間と他の動植物との「共生」「共存」を目指す上では、注目すべき一冊ではないだろうか。

文庫OFF

2016/04/12

環境倫理学の中核的な問題を、自然の生存権の問題、世代間倫理の問題、地球全体主義という三点に見いだし、それらが従来の倫理学に対するどのような意義申し立てとなっているのかを解説している本です。 倫理的な原則に立ち返って問題を捉えなおすというスタンスがはっきりしており、入門書としては...

環境倫理学の中核的な問題を、自然の生存権の問題、世代間倫理の問題、地球全体主義という三点に見いだし、それらが従来の倫理学に対するどのような意義申し立てとなっているのかを解説している本です。 倫理的な原則に立ち返って問題を捉えなおすというスタンスがはっきりしており、入門書としてはやや骨太の内容になっているように思いました。 少し気になったのは、東洋的自然観が現代の環境倫理学にどのような寄与をおこなうことができるのかということに関する議論です。おそらく著者は、現代の具体的な問題を解決するためにさまざまな思想的遺産を活用することができるという視座から議論を展開しているのではないかと思われます。しかしながら、環境問題と東洋的自然観というテーマはしばしば環境ナショナリズムの問題を招くことが多いことも事実です。本書の議論そのものは、具体的な問題と思想内容をていねいにすりあわせているといってよいと思いますが、そうした問題があるということにも一言触れられていてもよいのではないかという気がします。

Posted by ブクログ

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