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ニコマコス倫理学 西洋古典叢書G028

アリストテレス(著者), 朴一功(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 京都大学学術出版会
発売年月日 2002/07/15
JAN 9784876981380

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商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2017/05/01

ポジティブ心理学とか、SWB(subjective well-being)とか、早いはなし「幸せ」といったことに、ここ数年関心をもっていて、そっち系の本は良く読む。という文脈のなかで、「幸せ」研究のスタート地点は、やっぱりアリストテレスだよな〜、と思って、「ニコマコス倫理学」を読...

ポジティブ心理学とか、SWB(subjective well-being)とか、早いはなし「幸せ」といったことに、ここ数年関心をもっていて、そっち系の本は良く読む。という文脈のなかで、「幸せ」研究のスタート地点は、やっぱりアリストテレスだよな〜、と思って、「ニコマコス倫理学」を読もうと、何年も努力してきた。 が、これがなんか難しいんだな。一見、ロジカルな議論をしているようなんだけど、わりと大雑把なところとか、論理の飛躍とか、どうでもよさそうなことへの執着とか、いろいろある。一つ一つの文章は、難しくないのだけど、文章が集まって、章があつまって、結局、なんなのかよく分からないんですね。 ということで、数年前に岩波文庫版を買ったのだけど、途中で放棄。 でも、やはり、「幸せ」系の原点はおさえねば、と思い、ちょっと高いけど、新しい訳で、岩波文庫より字が大きくて読みやすい、この本を読んでみた。かなり頑張って、一応、最後までたどり着く。 でも、やっぱり何言っているのかは、不明。 で、なるほど、と思ったのは、本の中にはいっていた月報での解説。この本をよむときには、「非厳密主義」ということを頭におかないといけない、ということ。すべてのことについて同じように厳密性を求めることはできず、おおよその論述で我慢しなけれなならないということか。 つまり、「中庸」ということなんでしょうか? 「非厳密主義」いいかもね。

Posted by ブクログ

2016/01/04

【今日の一冊5『二コマコス倫理学』】 平等、公平の画像を 見たことをありますか? フェンス越しに、身長に関係なく、 同じ木箱を与える「平等」。 身長に応じて与える 木箱の数を変える「公平」。 しかし、この「平等」「公平」は、 そもそも、正しいのか? 語義的な意味でない。...

【今日の一冊5『二コマコス倫理学』】 平等、公平の画像を 見たことをありますか? フェンス越しに、身長に関係なく、 同じ木箱を与える「平等」。 身長に応じて与える 木箱の数を変える「公平」。 しかし、この「平等」「公平」は、 そもそも、正しいのか? 語義的な意味でない。 例えば、後ろに並ぶ人には、 迷惑をかけていないか?とか。 「平等」、「公平」には、 本来、目指すべき方向があればこそ、 じゃないのか? その方向性を最初に論じたのが、 アリストテレスと言われる。 … 金儲けをする人の生活は やむを得ず行われるものであり、 また富は明らかに、 我々の求めている善ではない。 なぜなら富が有用なのは 富以外のためだからである。 … これは、ドラッカーの、 「組織の目的は、組織の外にある」に 通じる。 先賢が答えを探して、 行き着いたところに、 アリストテレスがいる。 一回読んだぐらいで、モノにできる、 そんな生易しいものじゃない。 でも、読めば読むだけ、 見えてくるものがあることも事実だ。 「それでは、最初のところから 論じることにしよう」 アリストテレスが、 この書に最後に残した言葉が、 問題の奥深さを物語ってる、 そう思うのだ。 #viewpoint

Posted by ブクログ

2014/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 私たちの営為が全て「善」を目指すのだとして、では多くの善のなかで上位にあたる善とは何か。  大多数の人間が最高の善としてイメージする「幸福」について考えてみたとき、そこでまた「幸福」とは実際どのようなものであるのか、という問いが生まれる。  人によってたくさん見解がある問題だが、アリストテレスはそれらを地道に検討していく。  そもそも私たちの「望むもの」が「善」であると論定していいのかなど、整理して考えるのが難しかった。  追究を避ける部分が意外に多い印象。  知性に基づく選択、行為の重要性に関しては自分を振り返りつつ読めた。

Posted by ブクログ

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