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須賀敦子全集(別巻)
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須賀敦子全集(別巻)
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
イタリアに関しての対談や 訳者として著者にかかわったときの すばらしいインタビューなど… 決してイタリアの小説は 自ら探さないと 探せないものばっかりなので 著者のような翻訳者は 貴重な存在でもありました。 そしてこの人との対談は いろいろな影響でこれらの作品を 知ることができたんだなといういい対談でしたね。 書評のほうも、決して イタリア作品に縛りをしたものではなくて 日本の作家さんも扱っていたりします。 かの有名な先生のも 扱っているんですよね。 一大センセーションを呼んだほうでない タイトルも存じ上げないものを。 対談で出てきた本の読み方はよくわかります。 ただはやりのを読んだって、成長は ないんですよね。
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2015.8.13市立図書館 全集が河出文庫に入って久しいけれど、この別巻だけは文庫化される気配がまったくないので、いよいよ図書館で借りて読んでみることにした。 談話中心なのでわりとすいすい読み進められる。それでいて、池澤夏樹との文学や詩についての話題など内容は深くて「覚えておこ...
2015.8.13市立図書館 全集が河出文庫に入って久しいけれど、この別巻だけは文庫化される気配がまったくないので、いよいよ図書館で借りて読んでみることにした。 談話中心なのでわりとすいすい読み進められる。それでいて、池澤夏樹との文学や詩についての話題など内容は深くて「覚えておこう」「あとで調べてみよう」「読んでみよう」と宿題があれこれたまっていく。海外暮らし、イタリア語や翻訳を選んだ理由など、なるほどと思うこともたくさんあった。アントニオ・タブッキとの対談も、タブッキ作品への関心と理解をたすけ、タブッキやペソアなどの芋づる式読書に発展しそう。後半のテレビでの読書関連番組の書き起こしもありがたく、特に三浦雅士と丸谷才一との鼎談「本とのすてきな出会い方」の辞書の話がおもしろかった。 とりあげている本も読みたくなるものばかり。 月報の松山巌と大竹昭子の対談もひじょうによかったのだけれど、これはすでにどこかのムックや本に入ったのだろうか…
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生前の須賀さんを知らなかったので、実際周りの方から見た須賀さん像がわかり どんな方であったのかを知ることができる。
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