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勝手に生きろ! 学研M文庫

チャールズ・ブコウスキー(著者), 都甲幸治(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学習研究社/
発売年月日 2001/05/19
JAN 9784059000433

勝手に生きろ!

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商品レビュー

3

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2018/03/31
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猛烈に。愛すべきくだらなさ。 どこか抜粋しようと読み直すが、どこも同じくらいくだらなすぎてなかなか抜粋するのも難しい。 バーで請け負ったブラインド掃除の仕事を最後は他の客や娼婦たちも手伝ってくれるとこが好き。 ジャンとの怠惰な生活、別れは映画版でも感じた同じ寂しさ。なんだろう、この希望と絶望のないまぜは。 失業して給料の小切手をもらいに行くのだが、そのときジャンはハイヒールを履いている。理由は彼が喜ぶからだ。けれどお金はその日もらえず、シチューの肉と野菜は買えず、ジャンはハイヒールを脱ぎ捨て、ストッキングで歩き出す。このとき映画版ではヘンリーがおぶってあげるのだが、原作では、からかってクラクションをならす車に中指を突き立てるのみ。帰って少し喧嘩をしてからセックスして寝るのだ。 あとやはりケジラミの薬を長時間放置して大変なことになるシーンもよかった。 それから画材店で働いているときの同僚ポールが誕生日に女から買ってもらった痩せる機械で、機械が勝手に上下に動くからその上にのればなにもしなくてもセックスできるというエピソードもくだらなすぎて、圧巻。最後のダーリーンのストリップシーンには、チナスキーが味わってきた空虚と、これからへの絶望と希望が集約されている、そんな気がする。

Posted by ブクログ

2013/05/04

03031 二十代の頃の彷徨、下働きの日々を描いた自伝的長編。簡潔だがツボを得た語り口は、その後のビートたけしの書く小説などにも影響を与えているのかも。作者がモデルと思われる主人公は単なる性格破綻者ではなく両親から承認を与えられなかったアダルトチルドレンではないかという訳者の読...

03031 二十代の頃の彷徨、下働きの日々を描いた自伝的長編。簡潔だがツボを得た語り口は、その後のビートたけしの書く小説などにも影響を与えているのかも。作者がモデルと思われる主人公は単なる性格破綻者ではなく両親から承認を与えられなかったアダルトチルドレンではないかという訳者の読みが深い。

Posted by ブクログ

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