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漂海民バジャウの物語 人類学者が暮らしたフィリピン・スールー諸島

ハリー・アルロニモ(著者), 西重人(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 現代書館
発売年月日 2001/07/15
JAN 9784768468005

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商品レビュー

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2010/05/05

HIROKUMAさんのオススメの本で『漂海民バジャウの物語』を読んでいます。アメリカ人の人類学者が書いたフィリピン・スールー地方の舟家で暮らす人々の物語の内容なのですが,これがかなり面白いんです。 私はかつて,インドネシアが好きで2ヶ月間いろいろと周って旅をしたことがあるのですが...

HIROKUMAさんのオススメの本で『漂海民バジャウの物語』を読んでいます。アメリカ人の人類学者が書いたフィリピン・スールー地方の舟家で暮らす人々の物語の内容なのですが,これがかなり面白いんです。 私はかつて,インドネシアが好きで2ヶ月間いろいろと周って旅をしたことがあるのですが,スラウェシ島の州都ウジュンパンダンから国営客船で丸2日いった「バウバウ」という地方の島に1週間ぐらい滞在した時のことを思い出しました。島の人たちは日本人が珍しくて,毎日散歩に出かけるだけで,いろいろな人たちと知り合いになって,家に招かれたり,オートバイで島を案内してくれたりしました。子供たちが後ろにゾロゾロ着いてきて,なんだかんだと,島のことを教えてもらいながら,毎日いっしょに,それはそれは美しい夕陽をのんびり眺めて過ごしていました。毎日夕食を食べに行くレストランの人たちと音楽を聴いたりして騒いだり,日本の話をしたり,素晴らしく楽しい滞在でした。 世界には,そんな,まったく違った風景と生活と人々が暮らしていることを,当たり前なんですがしみじみと実感したものです。ちょっとした話の垣間には,他の民族との衝突や,宗教の違い,そして何よりも「海」に囲まれた生活の単調さへの不満なども見えたりして,のんびりと美しいだけの生活ではない,ジメジメとした面も感じたりしてしまったこともありました。 そんな様々なことを見たり感じたりすることは,旅の醍醐味であり,また,通り過ぎていくだけの旅人の寂しさのようなものも感じてしまうことになってしまいます。バウバウから客船で出発する時には,何人もの友達になった人が見送りにきてくれましたが,友人と別れるから悲しいというよりは,そういった「旅」の寂しさを感じてしまったのです。島の人々の生活に「触れた」だけで,本当に理解しないまま,去っていくことの寂しさでした。 また,旅に出かけたくなります。  

Posted by ブクログ

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