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スイス傭兵ブレーカーの自伝 刀水歴史全書49

ウルリヒ・ブレーカー(著者), 阪口修平(訳者), 鈴木直志(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 刀水書房/
発売年月日 2000/07/13
JAN 9784887082403

スイス傭兵ブレーカーの自伝

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2013/01/13

スイスといえば、傭兵。その実態はと手にとった本だが、傭兵経験はほんの少しで、18世紀スイスの下層民の生活実態が事細かに記述されている自伝。当初の狙いとは異なるものの、読み物としては面白かった。

Posted by ブクログ

2012/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スイスの片田舎の貧しい家に生まれた作者、ブレーカーの自伝。少年時代の回想や青春期の初恋の人との恋物語が語られている。その後、名のある人のところで働けると騙され、ベルリンに連れられたあげく知らぬ間にプロイセン軍に売り飛ばされて軍隊生活が始まった。ブレーカーは七年戦争の戦いに駆り出されるが、命からがら戦場から脱走し、故郷へと帰還。 うるさくも現実的な妻を得て、借金に苦しみながらも家族と幸せな生活を営もうと努力する壮年期の話へと続いていく自伝となっている。 とにかく真面目で信心深く、妻に尻に敷かれながらもその妻への感謝や愛がある、という作者の考えや気持ちがよくわかる本。230年以上前の人物の自伝なのに、今さっきそこにいたかのような臨場感がある、大変興味深い文学であると思う。

Posted by ブクログ

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