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デモクラシー 思考のフロンティア

千葉真(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2000/03/24
JAN 9784000264280

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商品レビュー

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2017/03/07

前半は、古代ギリシアの直接民主制と近代ヨーロッパの間接民主制を対比的に考察し、それぞれの根幹をなす精神に大きな違いがあることが明らかにされます。 後半は、近代日本の政治思想史上の中に、「リベルテ・モラル」の系譜が描き出されています。取り上げられている思想家は、中江兆民、吉野作造...

前半は、古代ギリシアの直接民主制と近代ヨーロッパの間接民主制を対比的に考察し、それぞれの根幹をなす精神に大きな違いがあることが明らかにされます。 後半は、近代日本の政治思想史上の中に、「リベルテ・モラル」の系譜が描き出されています。取り上げられている思想家は、中江兆民、吉野作造、石橋湛山、丸山眞男などです。 本書の特徴として、チャールズ・テイラーがコミュニタリアニズムの立場からおこなった、アイデンティティの承認をめぐる議論を参照することで、主題となっている「リベルテ・モラル」のエートスを現代の政治哲学の立場から補強するとともに、近年国民国家論者として批判を浴びたことが記憶に新しい丸山の思想の意義を改めて評価しているということが、あげられるように思います。 安易な流行思想となってしまった「ポスト・コロニアル」の観点からの丸山批判に底の浅さを感じてしまうこともありますし、丸山の考える骨太の主体性に関する考察にはまだまだ学ぶべきことも多いようにも思います。とはいえ、「リベルテ・モラル」をめぐる本書の議論には、アプリオリズムの危険性がつきまとっているのではないかという疑念が頭をもたげてきたのも事実です。そういう意味では、本書において描き出されている中江兆民以降の「リベルテ・モラル」の系譜を、もう一度近代日本政治思想史の中に埋め戻していくような作業がなされるべきなのではないかという気がします。

Posted by ブクログ

2005/05/19

烏兎の庭 第二部 書評 3.6.05 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto02/bunsho/chibay.html

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