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海底の魔術師 少年探偵・江戸川乱歩第12巻
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 1998/12/01 |
JAN | 9784591058527 |
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海底の魔術師
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
本作は、沈没船に眠る金塊を狙う犯人(犯人が誰かは予想通りだが、最後に分かる。)の奇想天外な仕掛けが壮大で楽しい。海底が主な舞台なので冒険のテイストも加わり、お話もどこかSFチック。いつものように明智小五郎の知略は冴え、読んでいて飽きなかった。
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- ネタバレ
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怖かった…。 表紙の絵からして怖いのですが、沈んだ船の中にこんなわけのわからん怪物がいて突然出てくるなんて想像しただけで怖い。 しかも海の中だと地上より動きがのろいから、逃げようにもささっと動けないし、沈んでぐちゃぐちゃになった船の中は狭くて暗いだろうし、ダイバーの恐怖をいっしょに体験するような感じでなかなかスリリングな話でした。 このシリーズは今回のトカゲのような鎧のように、二十面相が様々な制作物を披露しますが、現代の科学技術をもってしたら、作れるのだろうか?この話が生まれた時点で、実現させられる技術があったのだろうか?など考えてしまいます。 当時はもしかしたら、架空の話に近く、こんなものがあったらなあ…とそれはそれで怖かったのだろうと思いますが、現在においてはなまじ技術が発展している分、作れるのでは…?えっこんなの実際あったら絶対怖い!という別の恐怖があります。 しかしながら、前作で捕まったはずの二十面相がなぜ娑婆にいるのでしょうか。脱獄したとか、不起訴で釈放されたとか、そういった説明が一切なく、時系列が順に並んでいないのかな?と思いましたが、アンパンマンとバイキンマンが永遠に争うように、明智小五郎のいるところ二十面相あり、というスタンスなのだと解釈しました。 今回も捕まりましたが、次作にもちゃんと登場するのだと思います。
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