1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

コンスタンティノープル陥落す

スティーヴンランシマン(著者), 護雅夫(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥3,300

¥2,475 定価より825円(25%)おトク

獲得ポイント22P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 1998/06/01
JAN 9784622049302

コンスタンティノープル陥落す

¥2,475

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2007/04/25

1453年、メフメト二世率いるトルコ軍の攻撃により、コンスタンティノープル(現イスタンブール)が陥落し、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)が滅亡。 15世紀の欧州人たちにとって、最大の衝撃を受けた事件だったでしょう。 この歴史的大事件の全容は、ビザンツ、トルコどちらかだけを見ていて...

1453年、メフメト二世率いるトルコ軍の攻撃により、コンスタンティノープル(現イスタンブール)が陥落し、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)が滅亡。 15世紀の欧州人たちにとって、最大の衝撃を受けた事件だったでしょう。 この歴史的大事件の全容は、ビザンツ、トルコどちらかだけを見ていては、解明不可能です。 本書はコンスタンティノープル陥落の原因となったビザンツ帝国の衰退、およびオスマン帝国(トルコ)の興隆、双方の外交関係を詳述し、本論のコンスタンティノープル攻略戦では戦争の準備、戦闘、陥落後の処置などをほとんどドキュメント形式で述べています。 ビザンツ側に主眼を置きつつも、オスマン側の内部にも細かく切り込んでますね。 一般にはこの事件を境に、トルコの脅威が欧州深くまで及んだとか、イタリアへ逃亡したビザンツ学者たちによってルネサンスが始まったとか言われていますが、本書では論拠を挙げてそれらの点を否定しております。 ただし、時の為政者や武将たちへの「有能」「無能」「傲慢」とかいう評価は、多分に著者の主観ではないでしょうか? 生涯ただ一度の敗北で無能呼ばわりされたスルタンもいれば、トルコに連敗しながらも有能な政治家と賞賛された王侯もいましたから。 キリスト教からイスラム教へ改宗した人が、その直後に急死したのを「神裁(天罰?)」と表現するに至っては、もう主観を通り越して感情的にすら思われますねw ニン、トン♪

Posted by ブクログ

2006/12/03

このテーマでは塩野七生「コンスタンティノープルの陥落」が有名だが、歴史小説であるあちらに対し、こちらは本職の歴史家の手による本だけあってより実証的で、詳しい。その分読み物としての面白さは多少落ちるが、向こうの本を読んでより詳しいことを知りたくなったらどうぞ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品