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銃口(上)
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銃口(上)
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商品レビュー
4.2
31件のお客様レビュー
竜太は小学校の時の先…
竜太は小学校の時の先生の多大な影響をうけ先生になる。そして、理想的な先生として子供たちを教えていたはずなのに、昭和初期の戦争の時代を背景とした教育システムでは、それがためにとがめられる時代。戦争について漠然と否定的な思いはもっていたけど、竜太への共感から、個人的ベースで戦争のこ...
竜太は小学校の時の先生の多大な影響をうけ先生になる。そして、理想的な先生として子供たちを教えていたはずなのに、昭和初期の戦争の時代を背景とした教育システムでは、それがためにとがめられる時代。戦争について漠然と否定的な思いはもっていたけど、竜太への共感から、個人的ベースで戦争のこわさを感じた。警察の取り調べ室で坂部先生との再会シーンでは、涙がとまらなかった。今の平成の時代に必読すべき本だと思う。
文庫OFF
まずは上巻を読了する。 幼き時の体験を大きくなった時、教師と言う形で具現化する竜太。 やはり時代背景が大戦前でもあることから、思ったことを伝えにくい世の中、教育勅語が基礎となる時代背景であるが、そんな中でも教育の重要性を探求する竜太には脱帽もの。 ふるいにかける真似はせず、む...
まずは上巻を読了する。 幼き時の体験を大きくなった時、教師と言う形で具現化する竜太。 やはり時代背景が大戦前でもあることから、思ったことを伝えにくい世の中、教育勅語が基礎となる時代背景であるが、そんな中でも教育の重要性を探求する竜太には脱帽もの。 ふるいにかける真似はせず、むしろ貧しくても皆と共に同じ様に教育を志せる姿に、今の時代でもこんな先生に教わりたいものと、深く思い直しました。 “研究授業”の章が気に入った章であり、教頭や校長の鼻を明かしたり!と思いましたが、まさかの賛同者である木下先生の左遷には驚きました。 腐ったオトナによる腐った人事、それでもそこでまさかの小山光子先生の臨時ニュース。これにも一本取られた。 どの登場人物も清く潔い姿には、好感しか覚えない。 そんな上巻を後に、下巻に移ります。
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主人公の一生を見たお話だった どんな出会いにも意味はあるし、人との関わりを大切に、誠実に向き合うことがいつかの自分を助けてくれるのかもしれない
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