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伜・三島由紀夫 文春文庫

平岡梓(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1996/11/08
JAN 9784167162047

伜・三島由紀夫

¥385

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

三島由紀夫の父親が倅…

三島由紀夫の父親が倅について語ってます。家族の中で見せる三島由紀夫の違った一面が垣間見えます。特に母親と三島由紀夫の母子関係にはジンときました。

文庫OFF

2010/05/28

三島由紀夫の実父によ…

三島由紀夫の実父による手記。身近にいた家族の私記は、やはり資料価値も高いと思わされました。

文庫OFF

2021/06/10

 『仮面の告白』の答え合わせに再読する。基調音は明治世代のオヤジギャグといおうか。もっぱら体制批判に、実父ならではの観察と懐旧談が入り交じる。母堂・令弟の証言も読める点、三島ミーハーには好個の一冊。よくぞ書いてくれました。  妹はきれいなパラソルもらつたが雨降りつづきで氣の毒だ...

 『仮面の告白』の答え合わせに再読する。基調音は明治世代のオヤジギャグといおうか。もっぱら体制批判に、実父ならではの観察と懐旧談が入り交じる。母堂・令弟の証言も読める点、三島ミーハーには好個の一冊。よくぞ書いてくれました。  妹はきれいなパラソルもらつたが雨降りつづきで氣の毒だな(七歳)  益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに幾とせ耐へて今日の初霜(四十五歳享年)  これが同じ人による短歌だとは……、感無量。

Posted by ブクログ

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