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ユダヤ人の家 河出文庫

マルグリット・デュラス(著者), 田中倫郎(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1996/04/06
JAN 9784309461519

ユダヤ人の家

¥330

商品レビュー

3

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2012/02/02

『ユダヤ人の家』の登場人物は極めて少ない。 その家に住むユダヤ人と通りすがりのユダヤ人いずれもアバンという名前を持つふたり。 労働者のダヴィッドとサバナ。そして姿を見せることもない絶対的権力者のグランゴと終盤に現れるダヴィットの妻。 寒い夜のこの物語にはさまざまなメタファーが配...

『ユダヤ人の家』の登場人物は極めて少ない。 その家に住むユダヤ人と通りすがりのユダヤ人いずれもアバンという名前を持つふたり。 労働者のダヴィッドとサバナ。そして姿を見せることもない絶対的権力者のグランゴと終盤に現れるダヴィットの妻。 寒い夜のこの物語にはさまざまなメタファーが配されているが、ユダヤ人問題に関する思想的根拠の掌握や時代との協調性を身をもって体験していない読み解きは日本人で知識不足の私のようなものには難しい。

Posted by ブクログ

2010/12/21

日本人にはわからない。『破壊しに、と彼女は言う』しかり、『ユダヤ人の家』しかり、ユダヤ人に対する感覚や知識をまったく持っていないことを痛感させられる。ただ、プルーストを読むにしろ、ユダヤ人の問題を避けて通ることはできないから、どこかで勉強する必要がある。

Posted by ブクログ

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