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ふたりの老女

ヴェルマウォーリス(著者), 亀井よし子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社/
発売年月日 1995/02/18
JAN 9784794205933

ふたりの老女

¥220

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2019/08/17

今こそ読みたい児童文学100に掲載されていて、紹介が面白そうだったので読んでみた。 読んでよかった。 自分もこれから老いていくうえで、なにかにしがみついて頼り切って生きていくのか、自分で生きる力を身につけていくのか…。 生きる力を身につけるのは相当しんどいけれど、 誰かに自分...

今こそ読みたい児童文学100に掲載されていて、紹介が面白そうだったので読んでみた。 読んでよかった。 自分もこれから老いていくうえで、なにかにしがみついて頼り切って生きていくのか、自分で生きる力を身につけていくのか…。 生きる力を身につけるのは相当しんどいけれど、 誰かに自分の運命を左右されずにすむ。 自立って大事だ…とおもった本。

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2015/01/28

アラスカの遊動民たちの実際にあった話。寒さの厳しい年の冬。飢えに苦しんだ人々は普段から集団のお荷物になっていたふたりの老女を捨てて旅立つことに。”どうせ死ぬならとことん闘って死んでやろう”と残されたふたりは生きるために知恵を振り絞ります。極寒の地で闘う老女の姿はたくましく、あきら...

アラスカの遊動民たちの実際にあった話。寒さの厳しい年の冬。飢えに苦しんだ人々は普段から集団のお荷物になっていたふたりの老女を捨てて旅立つことに。”どうせ死ぬならとことん闘って死んでやろう”と残されたふたりは生きるために知恵を振り絞ります。極寒の地で闘う老女の姿はたくましく、あきらめないことの大切さを教えてくれます。

Posted by ブクログ

2015/01/23

アラスカの先住民(アサパスカ族)の伝承を物語に仕立てたもの。 過酷な厳冬に口べらしのため姥捨てされた二人の老女が「どうせ死ぬならとことん闘って死んでやろうじゃないか」と決意する話。 著者はアサパスカ族・グウィッチングループの女性。書いたのは1989年。 古い時代の伝説だけど、気...

アラスカの先住民(アサパスカ族)の伝承を物語に仕立てたもの。 過酷な厳冬に口べらしのため姥捨てされた二人の老女が「どうせ死ぬならとことん闘って死んでやろうじゃないか」と決意する話。 著者はアサパスカ族・グウィッチングループの女性。書いたのは1989年。 古い時代の伝説だけど、気候や暮らしを知っている人の作品だから、目の前に情景が浮かび上がる。 もちろん表現力のおかげもある。 おいていく側の苦しみは、先住民への偏見をあおらないよう後から加筆されたらしい。 こういう加筆は往々にしてつまらない説明になってしまうものだけど、この本ではここがあるおかげで話の深みがましている。 訳者も書いてるけど日本の姥捨て山とはずいぶんちがう。 ふたりの老女、チディヤーグとサは文句たらたらのばあさんズ。 「捨てる側にも事情があるよね、いいのよ気にしないでおまえたちは生きなさい、さあなるべく楽に死ねる場所で眠ろう」なんて考えは微塵もない。 おいていくといわれて呆然として、まず取り戻した感情は怒り。 怒りが動くための力をくれる。 だから初めは、「役立たずは死んでもいい」という価値観に真っ向から抗う話なのだと思った。 『母よ殺すな』とか『生きさせろ』とか、「弱い立場の人たちの自己評価が非常に低いのを利用してはいけない。 http://booklog.jp/quote/496912とかの。 もうちょっと読むと、これは自分を力づける話だと思った。 自分の力をみずからに証す。 『人生の本舞台』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4915340864にも通じる。 自信がないとついつい「自信があれば迷わず動けるのに」と思ってしまうけれど、動ける人は自信があるから動いたのではなく、動くことで自信をつみかさねていくんだ。 人は群れで生きるものだってことを思い出した。 脳内BGMは『バトルクライ』 “自分にひとつウソをついた 「まだがんばれる」ってウソをついた ところがウソは本当になった 「まだがんばれる」って唄ってた” “戦場に赴く戦士に誓いの歌を 優しさでもいたわりでもなく戦い抜く勇気を”

Posted by ブクログ

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