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ふたりのイーダ
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ふたりのイーダ
¥550
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
りつ子さんの手紙を読んで、胸に込み上げてくるものがあり涙してしまった。 最後のエピローグは直樹くんの希望にあふれた祈りであったけれど、その後放射能の影響であっけなくりつ子さんが亡くなったとしても全く驚かない。 当時の広島や長崎には、そんな神も仏もない無慈悲な現実が数えきれないほど...
りつ子さんの手紙を読んで、胸に込み上げてくるものがあり涙してしまった。 最後のエピローグは直樹くんの希望にあふれた祈りであったけれど、その後放射能の影響であっけなくりつ子さんが亡くなったとしても全く驚かない。 当時の広島や長崎には、そんな神も仏もない無慈悲な現実が数えきれないほどあったと思う。
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感想 戦争を子供の目線で語る。子供の言葉によって戦争を表現することで生々しい恐怖が襲ってくる。恐怖から目を逸らすことなく直視する。次世代へ繋ぐ。
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昔から知っている作品であるが、シリーズであることを知らなかった。 四年生の直樹。いすの探すイーダが何歳くらいなのか、おじいさんの娘か孫か時系列がすぐに分からなかった。直樹のお母さんが戦争を経験している世代なのだ。直樹が私の両親くらいの年代だ。 そう思ったら、いかに戦争が風化しつつ...
昔から知っている作品であるが、シリーズであることを知らなかった。 四年生の直樹。いすの探すイーダが何歳くらいなのか、おじいさんの娘か孫か時系列がすぐに分からなかった。直樹のお母さんが戦争を経験している世代なのだ。直樹が私の両親くらいの年代だ。 そう思ったら、いかに戦争が風化しつつあるかが見えてきた気がして怖くなった。 自分も子どもたちにきちんと語り伝えられていない。 次第に過去のものとなり、記憶が薄れていくのは必定だ。 それに任せたとき人間はまた同じことを繰り返す。伝えていくことの難しさを改めて思い知る。
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