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水木しげるの娘に語るお父さんの戦記
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水木しげるの娘に語るお父さんの戦記
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商品レビュー
4.1
12件のお客様レビュー
戦争の実態を全くけれ…
戦争の実態を全くけれん味なく表現している。素直に恐さを教えている。
文庫ＯＦＦ
戦争体験を執拗に劇画…
戦争体験を執拗に劇画化してきた作者だが本作は娘に語って聞かせるというわかりやすい読み物。ひょうひょうとした語り口が還って戦争の悲惨さと理不尽さを伝える。
文庫ＯＦＦ
無残な戦争体験の話ではなく、戦争に駆り出された一般市民から見た戦争の話。 水木しげるの俯瞰したような淡々とした語りがとてもユーモラスである。お父さんが娘に語る戦争というのが等身大に沁みこむ。 誰も笑うことができなかった戦争。その中で自分の思うままに生きた水木しげる。片腕がなくな...
無残な戦争体験の話ではなく、戦争に駆り出された一般市民から見た戦争の話。 水木しげるの俯瞰したような淡々とした語りがとてもユーモラスである。お父さんが娘に語る戦争というのが等身大に沁みこむ。 誰も笑うことができなかった戦争。その中で自分の思うままに生きた水木しげる。片腕がなくなっても、マラリアにかかっても、とにかく生命力が強い。そして南方で出会った地元人との交流。 戦争の中で人の幸せとは何かを考えることができる、彼の心の強さにはただ感心するばかりである。他人や世相に流されず、自分はどうありたいかを常に考えていた人なのだろう。
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