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街道をゆく(36)
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街道をゆく(36)
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
司馬さんは、江戸出身…
司馬さんは、江戸出身の主人公を書いた長編小説を執筆していないと記憶しますが(新撰組は武蔵・多摩郡)、むしろ地方にこそ根太い文化・精神が生れたという事でしょうか。江戸っ子の粋と地域性にふれていきます。
文庫OFF
神田の大学を出て、神保町の会社に就職したが、知らないことがたくさんあって勉強になった。聖橋の名前の由来、神田に大学が多い理由、神田に縁のある幕末や明治の人たち。読むと、神田や本所あたりを散歩したくなるような本である。
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「世界に江戸ほど火事の多い都市はなかった」で始まり、深川木場につながる巧妙さ。『江戸っ子の成り損ないが金を貯め』腕さえあれば貯えは要らない職人気質、むしろ無い方が親方は勤勉が期待できる。落語からその生活ぶりがわかる。 大阪生まれの司馬には江戸っ子への憧れがあるようだ。 旗本八万を...
「世界に江戸ほど火事の多い都市はなかった」で始まり、深川木場につながる巧妙さ。『江戸っ子の成り損ないが金を貯め』腕さえあれば貯えは要らない職人気質、むしろ無い方が親方は勤勉が期待できる。落語からその生活ぶりがわかる。 大阪生まれの司馬には江戸っ子への憧れがあるようだ。 旗本八万を誇っていたがペリーが来た時、江戸湾に侵入され無抵抗の醜態への失望が倒幕につながった。男は勿論、一身の利得よりも恥の無い行動を旨とする。勝海舟は異色の人材だが典型的江戸っ子。結果、世界史に例の無い開国開放政策へのすみやかな転換成功例
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