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フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇
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フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇
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商品レビュー
4.4
23件のお客様レビュー
最後の訳者解説がすばらしい。全体を通して一番強烈だったのは「アウラ」か。時間の概念が古代メキシコの神への畏怖とともに狂ってくる傑作
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メキシコの作家カルロス・フエンテスの短篇6篇--表題2作の他に「チャック・モール」・「生命線」・「最後の恋」・「女王人形」--を収録。 各篇とも夢現や美醜といった相反するものが渾然一体となる作風。翻訳者の木村榮一氏の解説によると、メキシコ国外で誕生した作者はメキシコとは、メキシコ人とは何かというアイデンティティーの問題と常に向き合っていたらしく、それ故か収録作は“メキシコ的”なものを題材にしたものが多い印象だ。 お気に入りは「チャック・モール」と「最後の恋」。前者はマヤ文明の雨の神チャック・モールの気配と蘇りが、後者は主人公の老醜が露わになる結末が少し怖かった。
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「アウラ」怖いよ。。「チャック・モール」この後どうなってしまうのか不気味。「女王人形」おぞましい。不思議な読書体験でした。
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