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ダーウィンを超えて 中公文庫

今西錦司(著者), 吉本隆明(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1995/10/18
JAN 9784122024427

ダーウィンを超えて

¥220

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

人類や言語の発生を問…

人類や言語の発生を問い、国家の起源、生物と環境、そして人間の未来のすがた等についての今西錦司氏と吉本隆明氏の議論の書です。・・・途中であきました。

文庫OFF

2019/08/31

今西錦司 吉本隆明 対談 「 ダーウィン を超えて 」 対談としては 失敗? 吉本隆明氏は エンゲルスと進化論の共通の価値抽出を試みていたが、今西錦司氏が 自説を広げない感じ。 吉本隆明氏としては 不本意な仕事だと思う。 今西錦司氏の進化論入門としては面白かった。ダーウ...

今西錦司 吉本隆明 対談 「 ダーウィン を超えて 」 対談としては 失敗? 吉本隆明氏は エンゲルスと進化論の共通の価値抽出を試みていたが、今西錦司氏が 自説を広げない感じ。 吉本隆明氏としては 不本意な仕事だと思う。 今西錦司氏の進化論入門としては面白かった。ダーウィンの自然選択説を否定し、「突然変異による進化」「種と個体が一体となって変異する」ことを論述。 ダーウィンを超えた感じはしなかった。 ダーウィン進化論 *変異は 生物に備わった属性 *種が別の種になる過程で 亜種を経過する〜亜種では 交配すれば雑種ができるが、種まで進むと雑種はできない=不稔性が起きる *生物の世界は 元は一つのものから生成発展している→生物の世界には 自己調整機能が備わっている *個体から進化が発生する→種が個体の増加により結果的に出てくる→今西進化論と異なる 今西進化論 「自然選択は ダーウィン進化論の致命傷」 *自然選択(有利な個体が 今までのものから 置きかわる)→化石は全て絶滅種ということになる *生物と環境は一体的→進化=ランダムな突然変異により ある方向性をもって自己完結的に行われる 今西進化論 「種と個体は二にて一のもの〜種が変わるときは個体も変わり、個体が変わるときは種も変わる」 *個体=雑社会を構成する要素→雑社会=生物的自然を構成する要素→宇宙、地球、生物界など すべてがシステム→秩序がある *個体の変容=秩序の破壊であるため 生存競争より システム維持のため協調している *種が変化しなけれざならない立場におかれた時、種の個体は個体差を超えて 同じ方向に向かって変わる

Posted by ブクログ

2015/02/04

腹の座った読んで愉しい本である 生物の環境は相互適応しながら 全体論的ホーリスティックな見方をせずに 局部的な判断をすると暴力的な迷路に入り込んでしまう 行き当たりばったりの突然変異や その場その場の勝ち残りを賭けた個体同士の生存競争や 自然選択に任せる適者生存・自然淘汰・・ ...

腹の座った読んで愉しい本である 生物の環境は相互適応しながら 全体論的ホーリスティックな見方をせずに 局部的な判断をすると暴力的な迷路に入り込んでしまう 行き当たりばったりの突然変異や その場その場の勝ち残りを賭けた個体同士の生存競争や 自然選択に任せる適者生存・自然淘汰・・ 自己同一性を保ちつつ自己完結的に変化する 部分的に見れば自然界は混沌としているが 全体的に見れば秩序だっている 進化は種によって方向性を伴って起ることで システムとして成り立つが 個々のランダムな変化で一定の進化をすることはありえない 今西進化論はセオリーの前提として事実を見つめ 別々に思考することから始まり 個別からでなく「種」社会をベースとして進化を見る このことによってダーウィン進化論を超え 全ての進化はお互いの関係によって 在るべくしてあるのだという姿勢をとることで 言語に文化に文明に統治と 社会の成り立ち全てを語るものといえるだろう

Posted by ブクログ

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