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海人と天皇(上) 日本とは何か 新潮文庫

梅原猛(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1995/03/01
JAN 9784101244075

海人と天皇(上)

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

天皇が絶大の権力を手…

天皇が絶大の権力を手に入れる過程とその権力の実態が書かれています。律令制の立役者藤原不比等ってすごい人物だったのね。

文庫OFF

2014/12/14

古代史について刺激的な仮説を多く提出してきた著者が、推古天皇から称徳天皇までの女帝の謎に挑んだ著書です。 「日本とは何か」という問題に取り組むことをめざして『朝日ジャーナル』での連載がスタートしました。そこで著者は、みずからの血を引く者に皇統を継がせたいと願う持統天皇と、その願...

古代史について刺激的な仮説を多く提出してきた著者が、推古天皇から称徳天皇までの女帝の謎に挑んだ著書です。 「日本とは何か」という問題に取り組むことをめざして『朝日ジャーナル』での連載がスタートしました。そこで著者は、みずからの血を引く者に皇統を継がせたいと願う持統天皇と、その願いを巧みに利用しつつみずからの権力の伸張を図る藤原不比等の実像に迫っていきます。 しかしやがて著者は、藤原不比等の娘で文武天皇に嫁ぎ聖武天皇を生んだ藤原宮子に関する、一つの伝承に突き当たります。それは、宮子が海人の子で、不比等の養子となったという、道成寺に伝わる伝承でした。著者は、不比等や文武天皇と紀伊の国とのつながりを示していることから、この伝承が隠された史実を伝えているのではないかと考え、そのことが、彼女の息子である聖武天皇の、どこか遠慮がちな即位の宣命や、その後の光明子に対する態度に現われているのではないかと推測します。 アカデミズムの実証主義史学ではまともに扱われることのない伝承に注目し、そこから極めて大胆な仮説を作り上げるというのは、著者の得意のスタイルですが、そのスリリングな議論にはやはり魅力を感じずにはいられません。

Posted by ブクログ

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