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いま、女として(上) 金賢姫全告白 文春文庫

金賢姫《キムヒョンヒ》(著者), 池田菊敏(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1994/09/10
JAN 9784167565015

いま、女として(上)

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

大韓航空爆破事件の犯…

大韓航空爆破事件の犯人の手記。事件に至るまでの経緯、心情がリアルに描かれています。

文庫OFF

2010/05/28

テロリストでも美人な…

テロリストでも美人ならば赦してもらえるのか!?

文庫OFF

2017/06/19

KAL機爆破の実行犯、金賢姫による手記。 本書では、KAL機爆発の命令を受けた彼女が、「祖国統一の偉業をなす英雄」としての矜持を持って任務を遂行するが、警察に捕まって人間的な扱いを受けるうちに、自分の過ちに気付き、北にいる家族への心配で葛藤しながらも自白に至る過程が描かれている。...

KAL機爆破の実行犯、金賢姫による手記。 本書では、KAL機爆発の命令を受けた彼女が、「祖国統一の偉業をなす英雄」としての矜持を持って任務を遂行するが、警察に捕まって人間的な扱いを受けるうちに、自分の過ちに気付き、北にいる家族への心配で葛藤しながらも自白に至る過程が描かれている。 19歳で「工作員」に選ばれて何年もの間訓練を重ね、それを誇らしく考えてきた20代半ばの女性が、使命感に溢れて飛行機の爆破任務を受けるにいたる様子や、小さな行き違いによってバーレーンで警察に捕まりそうになって自殺を試みようとするときの心情、その後、取り調べの過程で何の罪もない多くの労働者を殺した、ということに動揺したり、北朝鮮で繰り返し聞いていた韓国の様子と実際のソウルのあまりの違いにショックを受けたりする様子が生々しく書かれている。 取り調べの間にも、もう二度とは会えない家族を思って泣いてばかりの女性である。せいぜい20代の女性にこのような大それたことをさせる国の異常さ、自分の家族が「英雄」の家族として優遇されるよう自ら死のうとする人間を作り出す国・北朝鮮の残酷さについて考えざるを得ない。

Posted by ブクログ

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