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死 宮崎学 写真集
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死 宮崎学 写真集
¥4,290
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商品レビュー
4.5
11件のお客様レビュー
巻末の著者の解説まで読んで、この写真集の意味が完結すると思う。 写真は高解像度ではないため、明瞭には状況はっきり見えないが、動物の遺体が腐敗し、虫などの生物に分解されていき、骨となる。 でも、巻末まで読むと、骨がきれいに残るのも、季節などの条件が整わないと起こり得ないことも説明さ...
巻末の著者の解説まで読んで、この写真集の意味が完結すると思う。 写真は高解像度ではないため、明瞭には状況はっきり見えないが、動物の遺体が腐敗し、虫などの生物に分解されていき、骨となる。 でも、巻末まで読むと、骨がきれいに残るのも、季節などの条件が整わないと起こり得ないことも説明されており、写真集の撮影の大変さも伺える。 死について、ひいては生命について真正面から向き合って、深く考えている著者の思いを感じた。
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自然の中で動物が死ぬとどうなるかを追っています。 グロではないがあまり鮮明でないので臨場感がわかりませんでした。 死体に蛆がわいた写真でもよくわかりにくかったです。 接写するとグロくなるかと思って遠目で取っていたのだと思いますが。
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凄まじい写真集。だけど死についての悲惨な気持ち、というより命についての大きな気持ち、に至る本です。むかしむかし、手塚治虫の「火の鳥」を読んだ時のような感じ。この写真集を知ったきっかけがNHK Eテレの日曜美術館の「アニマルアイズ」という回で、写真家 宮崎学の作品、来歴、現在の活動...
凄まじい写真集。だけど死についての悲惨な気持ち、というより命についての大きな気持ち、に至る本です。むかしむかし、手塚治虫の「火の鳥」を読んだ時のような感じ。この写真集を知ったきっかけがNHK Eテレの日曜美術館の「アニマルアイズ」という回で、写真家 宮崎学の作品、来歴、現在の活動にも魅了されましたが、本人の温かく、ポジティブで、面白がりであり、しかも一本筋の通った語り口にも引き込まれてしまいました。この写真集にもそれを感じ、どんどん動物が身体を失っていく写真をめくりながら、キャプションからは彼の声が聞こえてくるような気がしました。ピラミッド型の食物連鎖ではない、サークル型の腐食物連鎖の凄みを体感しました。誕生と死、という命の根幹がブラックボックス化している現代の生活において、この写真集は幼児教育においてマストかも、とか思いましたが、トラウマになるかな…
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