- 書籍
- 文庫
天国にいちばん近い島
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
天国にいちばん近い島
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
17件のお客様レビュー
とってもおもしろい旅…
とってもおもしろい旅行記です。体は弱いけど元気いっぱいのカチ(森村桂)が単身ニューカレドニアへ渡った体験がユーモアいっぱいに書かれています。時代はひとむかし前ですが、恥をかいたり笑ったり怒ったりという青春の輝きがまぶしいくらいです。原田知世主演の同名の映画はこの原作とは別物にな...
とってもおもしろい旅行記です。体は弱いけど元気いっぱいのカチ(森村桂)が単身ニューカレドニアへ渡った体験がユーモアいっぱいに書かれています。時代はひとむかし前ですが、恥をかいたり笑ったり怒ったりという青春の輝きがまぶしいくらいです。原田知世主演の同名の映画はこの原作とは別物になってしまっている印象でした。この本を発端にカチに恋するように次々と森村さんの本を読みました。作者の森村さんが最近亡くなってしまったことがとても残念です。
文庫OFF
新婚旅行前に、ニューカレドニアのイメージを頭に入れようとして読んだ。時期の問題か、あまり参考にならなかった。
Posted by
ぼくがこの小説を初めて読んだのは、いまから56年まえの中学1年生の時だった。当時の親友に薦められて読んだ。再読してみて、日本という国が戦後の復興を経て、先進国の一員として、庶民にも海外旅行などが現実性を帯びてきた時代の右肩上がりの雰囲気がよく出ている。作者の大らかな人間性が、ニュ...
ぼくがこの小説を初めて読んだのは、いまから56年まえの中学1年生の時だった。当時の親友に薦められて読んだ。再読してみて、日本という国が戦後の復興を経て、先進国の一員として、庶民にも海外旅行などが現実性を帯びてきた時代の右肩上がりの雰囲気がよく出ている。作者の大らかな人間性が、ニューカレドニアという地で開くことになる。人間賛歌の小説だから、人を元気にしてくれる。
Posted by