1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

ナマコの眼 ちくま学芸文庫

鶴見良行【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,980

¥770 定価より1,210円(61%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

5/1(水)~5/6(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1993/06/08
JAN 9784480080660

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

5/1(水)~5/6(月)

ナマコの眼

¥770

商品レビュー

2

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/03/13

ミクロネシア、オセアニア、東南アジアを経て北東アジアへと太平洋をめぐりながら、ナマコ漁とナマコ食にまつわる歴史と文化を解説している本です。 著者は、国境を越えて広がるナマコと人間のかかわりに焦点を据えることで、いまなおのこっている植民地主義的なフレームワークと、そこからの脱却を...

ミクロネシア、オセアニア、東南アジアを経て北東アジアへと太平洋をめぐりながら、ナマコ漁とナマコ食にまつわる歴史と文化を解説している本です。 著者は、国境を越えて広がるナマコと人間のかかわりに焦点を据えることで、いまなおのこっている植民地主義的なフレームワークと、そこからの脱却をめざす内発的発展主義の立場の双方がともに陥っている歴史観の盲点を突いています。 海洋のルートに着目することで一国中心主義的な発想を乗り越えようとする試みとしては、たとえば川勝平太の「海洋史観」があり、大塚久雄の国民経済論に対するアンチ・テーゼという意味では本書の企図とかさなるところがあります。ただし著者は、川勝のように文明史という大きな枠組みを構築するのではなく、ナマコというミクロな視点を通じて、いまもなおわれわれの思考に影響をおよぼしている世界の見方を解体することをめざしているといってよいでしょう。その意味では、河川や海路を活動の舞台とした海民に焦点をあてることで、日本が伝統的に農業社会であったという見かたをくつがえすことを試みた歴史学者の網野善彦の仕事と、内外で共鳴しあうような著作であるということもできるように思います。

Posted by ブクログ

2016/01/25

読書Hack原尻淳一氏オススメ。 ナマコを通して世界を見る的本。 ナマコに対して何の興味もないが、お勧めだものと頑張って読み進める。その後、ナマコを通してアジアの歴史、文化が語られるが、ちょっとマニアックでついていけなかった。ちゃんと通常の歴史認識があってさらに、アジア文化や歴...

読書Hack原尻淳一氏オススメ。 ナマコを通して世界を見る的本。 ナマコに対して何の興味もないが、お勧めだものと頑張って読み進める。その後、ナマコを通してアジアの歴史、文化が語られるが、ちょっとマニアックでついていけなかった。ちゃんと通常の歴史認識があってさらに、アジア文化や歴史を深堀したい人には良いかもしれない。 私にはまだ早かった感。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品