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赤毛のアンの宝石箱

キャロリン・ストームコリンズ, クリスティーナ・ワイスエリクソン【著】, 清水奈緒子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 金の星社
発売年月日 1993/06/01
JAN 9784323018461

赤毛のアンの宝石箱

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2014/12/10

子ども向けに書かれた本ですが、アンを取り巻いていた環境についてよく調べて書いてあります。 お茶会の開き方や庭の作り方、手芸品の紹介など、『赤毛のアンの手作り絵本』シリーズが好きな方にはおすすめです。 その代わりモンゴメリに関する伝記的記述には数ページしか割かれていません。 驚...

子ども向けに書かれた本ですが、アンを取り巻いていた環境についてよく調べて書いてあります。 お茶会の開き方や庭の作り方、手芸品の紹介など、『赤毛のアンの手作り絵本』シリーズが好きな方にはおすすめです。 その代わりモンゴメリに関する伝記的記述には数ページしか割かれていません。 驚いたのは原著の刊行順で、赤毛のアン(1908)、アンの青春(1909)、アンの愛情(1915)、虹の谷のアン(1919)、アンの娘リラ(1921)、アンの夢の家(1922)、アンの幸福(1936)、炉辺荘のアン(1939) の順番で執筆されたということです。 そうするとアンの大学時代の話を読む前に、息子の戦死を知るわけですよね……当時の読者はそれで良かったんでしょうか……。 何より第1作から一応の完結まで30年も待たねばならなかったのですから、昔のファンは大変ですね。 『アンの思い出の日々』ふくめ、文庫でまとまった形で読める現代日本の読者は幸せです。 ひとつふしぎに思ったのは、1908年刊行の『赤毛のアン』の舞台が1877年ということ。 30年前です。 モンゴメリが1874年生まれですから、その時代に郷愁を抱いて選んだとも考えにくいと思うのですが(ちなみにアンは1866年生まれという設定)。 1908年といえば飛行機もあり、車も走っています。しかしアンの物語の最初ははマシュウがのんびりと馬車を走らせる有名なシーン。 プリンスエドワードがかなりの田舎であることも含め、当時の読者はアンの物語から相当ノスタルジックな印象を受けたのではないでしょうか? モンゴメリはそのことに自覚的だったのか……? これから伝記や評伝を色々と読んで謎を解いていこうと思います。

Posted by ブクログ

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