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全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路

松本修【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版/
発売年月日 1993/08/05
JAN 9784872331165

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商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2021/06/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

探偵ナイトスクープがきっかけになってこれほどの学術的に価値の高い論考がなされたことに敬意を評したい。また、肝心の「アホ」、「バカ」の語源について一般に言われていることより、さらに確度が高い説に行き着いた経緯は、まさにテレビマンとしてのコネクションの多さがもたらしたものだった。

Posted by ブクログ

2015/10/10

最近は関東圏でも知名度が上がってきた「探偵!ナイトスクープ」。視聴者からの依頼に基づいて、若手タレントたちが「この世のあらゆる謎や疑問を徹底的に究明する」娯楽番組である。番組開始から二年目の1990年、視聴者から「『アホ』と『バカ』の境界線はどこにあるのか調べてほしい」という依頼...

最近は関東圏でも知名度が上がってきた「探偵!ナイトスクープ」。視聴者からの依頼に基づいて、若手タレントたちが「この世のあらゆる謎や疑問を徹底的に究明する」娯楽番組である。番組開始から二年目の1990年、視聴者から「『アホ』と『バカ』の境界線はどこにあるのか調べてほしい」という依頼が舞い込む。「アホ・バカ」についての第一回放送(1990年1月)は記憶にないが、仕切り直しの第二回放送(1991年5月)は鮮明に覚えている。いつもの娯楽的手法を交えながら、日本には「アホ」「バカ」以外にも様々な「罵倒語(けなし言葉)」があり、しかもそれらが京都を中心として同心円的に分布しているというのだ。かつて国語の教科書で学んだ柳田國男「蝸牛考」の方言周圏論が、再び目の前に立ち現われてきたことに驚嘆した。本書は、同番組プロデューサーである著者が、「アホ・バカ分布図」を完成させるまでの試行錯誤をまとめたものである。この度息子の高校の推薦図書に加わったというので再読したが、このアホ・バカ方言だけでもその背景には日本の文化、民俗の豊かな蓄積があることを改めて実感させてくれる。柳田國男は、晩年には方言周圏論に懐疑的になっていた。その弟子である徳川宗賢教授は、分布図を見てこう語ったという。「もし、柳田先生がこの地図をご覧になったら、きっとお喜びになったことだろうと思います」と。徳川教授は1999年に他界されたが、きっと柳田先生にこの分布図についてご報告されたことだろう。

Posted by ブクログ

2014/08/04

 本書が書かれたきっかけは『探偵!ナイトスクープ』というテレビ番組に寄せられた視聴者からの質問です。東京は人に対して「バカ」、大阪は「アホ」と言うが、バカとアホの境界線はどこにあるのか? この質問に答えるべく、番組出演者の一人が東京から大阪まで、馬鹿げた行為を人に見せて、その人が...

 本書が書かれたきっかけは『探偵!ナイトスクープ』というテレビ番組に寄せられた視聴者からの質問です。東京は人に対して「バカ」、大阪は「アホ」と言うが、バカとアホの境界線はどこにあるのか? この質問に答えるべく、番組出演者の一人が東京から大阪まで、馬鹿げた行為を人に見せて、その人が何と言うかを調査しました。東京、静岡では「バカ」と言われました。しかし、名古屋に来たとたん「タワケ」になってしまいました。実は、日本語には「バカ・アホ」の他にも、これらの表現に相当する言葉がたくさんあったのです。いったいどのような言葉がどの地方で使われているのか。この疑問に答えるため、視聴者から情報を募り、研究者に助言をもらい、さらには全国の教育委員会にアンケート調査が行われました。放送業界の力をフルに生かした大規模な調査が功を奏し、方言研究で長らく議論の的となってきた柳田國男の方言周圏論を支持する重要な研究結果を生むに至りました。言語学に関する知識がなくても読める、言語を研究する面白さを伝えてくれる一冊と言えます。 (ラーニング・アドバイザー/人社 IKARASHI) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=662662 (中央) http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1011085 (図情)

Posted by ブクログ

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