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成熟と喪失 “母"の崩壊 講談社文芸文庫

江藤淳【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1993/10/10
JAN 9784061962439

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成熟と喪失

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商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

成熟と喪失という、対…

成熟と喪失という、対比法を用いている。日本の「母」というキーワードは、近代以降を読み解く上で重要な意味を持つ。キリスト教では父なる神で、西欧圏では父の力がよく使われる。

文庫OFF

2010/05/28

「母」を失うことなし…

「母」を失うことなしには日本社会の成熟がありえないと文学と絡め論じた評論。

文庫OFF

2022/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母子密着の日本型文化(概念と素朴実在論)から近代化への思想と実相のずれを戦後日本の小説を通し、分析したもの。 ・実在と幻覚と不審者(他者)の存在。みずからの存在の歴史的確認。 ・母の崩壊なしに成熟はありえない。「成熟」するとは、喪失感の空洞のなかに湧いてくるこの「悪」をひきうけること。決定的な喪失、そして自由と解放。フロンティアへ。問答を繰り返すこと。人はイメージによって生きる 現実によって生きはしない。 ・個人であり、お互いは他者。stranger との倫理的な関係、それは近代であり歴代の家庭のイメージを粉砕されるもの。断片的な「静物」それより複雑かつ有機的なものへ。心理的象徴が自然を多様なものへ。 一読ではなかなか読みにくく難解なものだったが、戦後日本の小説をとおし、日本の近代化へおける母と子の分析から成熟と喪失を謳った本であり興味深かった。

Posted by ブクログ

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