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太陽の都 岩波文庫

トマーゾカンパネッラ【著】, 近藤恒一【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1992/04/16
JAN 9784003367919

太陽の都

¥385

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

トーマスモアの『ユー…

トーマスモアの『ユートピア』に似てますね。スペイン支配下の南イタリア独立を企て挫折した自らの改革運動の理想化の試みとして、カンパネッラが獄中で執筆したユートピア論です・

文庫OFF

2017/07/21

ちゃんと読み込めなかったし、昔の作品だから仕方ないかもしれないけど、この作品のユートピア論は同性愛は禁止みたいだし、個人の自由な感覚がなくて、個人的にはあまり理想郷とはいえないかなぁ。

Posted by ブクログ

2014/10/19

 17世紀の人間がこれを理想郷だと考えていたなら、我々は驚かざるをえないだろう。(しかも著者は、体制側から「革新的すぎる」思想犯として投獄されていたのだ!)  なにが「幸福な生」かということについて、我々と彼らでは、価値観が離れすぎている。その構想は『すばらしい新世界』と瓜二つで...

 17世紀の人間がこれを理想郷だと考えていたなら、我々は驚かざるをえないだろう。(しかも著者は、体制側から「革新的すぎる」思想犯として投獄されていたのだ!)  なにが「幸福な生」かということについて、我々と彼らでは、価値観が離れすぎている。その構想は『すばらしい新世界』と瓜二つである。完璧に行き届いた管理。人々が「完全に」満ち足りた生活を送れるように配慮された、鉄壁なる制度設計。われわれがふつう「自由」と呼ぶものは、そこには感じられない。  刑罰に関する記述;「意志薄弱や無知による過ちは、譴責処分にふされるだけで、自制力を身につけさせたり、自分が過ちを犯した仕事なり他の仕事なりをよく習得させたりします」は、フーコーの規律権力論をそのまま想起させる! また、あらゆる未来の予測と、環境・人体の制御に用いられる「占星術」を、「科学」(心理学や生理学、物理学)という言葉に置き換えれば、まさに近代主義のできあがりである。 これこそ、予言の書じゃないかと思った。 (ついでに、統治者の名前が「形而上学者」である! コーヒー吹いた。)

Posted by ブクログ

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