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嘘、そして沈黙 扶桑社ミステリー

デイヴィッドマーティン【著】, 渋谷比佐子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社/
発売年月日 1992/08/31
JAN 9784594009946

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嘘、そして沈黙

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商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

 冒頭の疾走感溢れる…

 冒頭の疾走感溢れる描写とその結末にまず圧倒される。「えっ~!」 そこからは事件は、殺人者をかくまっていたと思われる被害者婦人に容疑の目が向けられるのだが・・・ いわゆる「サイコスリラー」もの。 途中中だるみを感じましたが、最後で持ちなおすあたりで十分楽しめる作品になっています。...

 冒頭の疾走感溢れる描写とその結末にまず圧倒される。「えっ~!」 そこからは事件は、殺人者をかくまっていたと思われる被害者婦人に容疑の目が向けられるのだが・・・ いわゆる「サイコスリラー」もの。 途中中だるみを感じましたが、最後で持ちなおすあたりで十分楽しめる作品になっています。 

文庫OFF

2022/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NORAxxさんのレビューにて強烈なエログロさを訴えかけられてしまえば私には本書を手にするという欲望を抑えることが出来ませんでした。 ブック○フを梯子すること数件、ついに発見‼︎ 読みかけの本が何冊かあった為、購入後の一気読みとはなりませんでしたが、いやはやなんとも狂ってましたね。 主人公は定年までゆっくり過ごそうとするキャメル刑事、若かりし頃は何度も表彰される立派な刑事だったようです。 特に尋問においては彼の右に出る者はおらず、ついたあだ名は「人間嘘発見器」。 そして巻頭から登場するサイコパスのフィリップ。 この2人の視点でストーリーは進んでいきますが、なかなか胸糞悪い。 何が胸糞悪いかというと、フィリップは連続殺人鬼と化すんですが、すんなり殺さないんですよねー... 思わず目を背けたくなるような感じで、痛い(><) しかも物理的な痛みだけでなく、主人公の刑事として描かれるキャメルもなかなかの破天荒者で、改めて本作がフィクションでよかったと思います。 そんなキャメルがフィリップを追い詰めるって単純なストーリーではなく、最初に血まみれの死体で発見されたジョナサンとその妻メアリー夫婦に隠された謎。 ただし、単なる謎解きミステリーでもないんです。 本作の最大のテーマは「嘘」。 これが深みを与えるんです。 私もそうですが、少なからず「嘘」ってつきますよね? でも「嘘」の裏に隠された「真実」が明らかになることで、ジョナサンの凄惨な死の意味が理解出来ます。 うーん...やっぱりこの部分は書かずに伏せておくことにしよう。(←心の中の独り言です) 説明 内容(「BOOK」データベースより) ワシントン郊外の邸宅で、実業家ジョナサン・ガエイタンが血まみれの死体で発見され、自殺と断定された。しかし、捜査にあたったキャメル刑事は、実業家の妻メアリーに秘密の匂いをかぎとった。彼女は前夜、邸宅に侵入した男の存在を隠しているのだ。その殺人狂の男フィリップは近くのモーテルに身をひそめ、次々と陰惨な殺人を引き起こし、事件は意外な展開を見せてゆく―。「『サイコ』『羊たちの沈黙』の伝統を受け継ぎ、新時代を築く傑作!」と絶賛されるD・マーティンのサイコ・スリラー問題作。

Posted by ブクログ

2022/04/12

久々に純度百%のサイコスリラーを堪能してしまった。殺人鬼フィリップの暴虐非道、淫虐暴戻さは、本書を開くと真っ先に私的狂人ランキングの1.2を争い始めた。一人では読みたくない代物だ...精神の均衡を保つ為、愛猫の肉球をぷにぷにしながら読破。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ま...

久々に純度百%のサイコスリラーを堪能してしまった。殺人鬼フィリップの暴虐非道、淫虐暴戻さは、本書を開くと真っ先に私的狂人ランキングの1.2を争い始めた。一人では読みたくない代物だ...精神の均衡を保つ為、愛猫の肉球をぷにぷにしながら読破。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー まさかの前回に続き、連続左手首物。どうやら狂人という生き物は若い娘の左手首が大好きなようだ。その娘の手を握りながら、彼 フィリップは茂みの中から見える豪邸を息を潜め窺っていた。その豪邸の主、ジョナサン・ガエイダンが翌日血塗れの無惨な状態で発見される。彼は自殺と判断されたが疑問を抱いた警察側は妻 メアリー・ガエイダンの証言の真偽を確かめる為、「人間嘘発見器」の異名を持つ刑事テディ・キャメル巡査部長を呼び出す。 ジョナサンの死の真相と、何かに固執した殺戮が隣合わせのフィリップの潜伏生活が同時進行される。 ーーーーーーーーーーーーーーー 先に言っておかなければ訴えられそうなので防御線を張らせていただくが、人には全くお勧めできない作品だ。エロは胸糞悪いしグロは胸糞悪い。オマケにフィリップの容貌や行動理念も胸糞悪い。フィクションを好まない限り手に取るべきではないだろう。.....これにて私の防御力はMAXとなったはず。 テーマは「嘘」と「秘密」 嘘というとどうしても打算的な、自らを守る手段であり他人を傷付ける「負」の言葉に感じるが、それにも様々な形がある。「嘘も方便」「幸せな嘘」「優しい嘘」...etc。こうなると「負」が軽減されるのだから不思議な物だ。 「嘘をついてくれ!」この叫びがこの作品を語る上での全てだろう。今はこの言葉の深みが痛い。しかし、嘘を見破り退治した所で必ずしもポジティブに変貌するとは限らない。逃げ場の無い事実を容赦無く突き付けられた。人によってはラストに感動し、もしくは戦慄するのだと思う。私は後者だった。 長い作品だがマンネリは感じなかった。燃え尽きた初老のテディ巡査部長の、消極的な発言とは裏腹の破天荒な行動がめちゃくちゃハードボイルドでカッコ良い。フィリップの場面は胸糞だが、彼が欲望を浅い理性で抑えようとそれなりに葛藤しそれでも次から次へと犠牲者を増やしていく狂人っぷりは見事だ。そしてこの二人の視点の切り替えるタイミングが心底狡いのだ。例えるなら、ドラマが良い所で終わるあの感覚に似ている。もうご飯の準備しなきゃなのに、【次の作品へ】ボタンをポチっているアレと同じだ。 強いて言うなら翻訳がおざなりなのが気にはなったが物語を認識するのに支障は全くない。セリフの口調がデヴィ夫人みたいなだけだ。「あーた、そんなんご愛嬌ですわよ。」 ーーーーーーーーーーーーーーー 久々に嫌悪感MAXで読書を楽しみました。 今回の教訓は、【嘘を付いたら、安物のナイフで沈黙させられちゃうぞっ】です。ひぇっ

Posted by ブクログ

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