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詩人の旅 中公文庫

田村隆一【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1991/09/10
JAN 9784122018365

詩人の旅

¥385

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2022/03/18

旅に関するエッセイ集。軽い読みものというよりは、筆者の自論がゆっくり展開されており、読みごたえがある旅行記だ。最後の「ひとり旅論」は特に興味深い。私は日帰りはあるが、泊りでしかも長旅を一人でしたことがない。一人では無理だと思ってしまうのだが、筆者によると、旅はかっこよくするもので...

旅に関するエッセイ集。軽い読みものというよりは、筆者の自論がゆっくり展開されており、読みごたえがある旅行記だ。最後の「ひとり旅論」は特に興味深い。私は日帰りはあるが、泊りでしかも長旅を一人でしたことがない。一人では無理だと思ってしまうのだが、筆者によると、旅はかっこよくするものではなく、「人の力を認識するもの」人のなさけを感じることができることに一人旅の魅力があるのだという。やさしい語り口調も心にしみわたる。

Posted by ブクログ

2012/11/20

詩人・田村隆一の国内旅行記。 軽妙で洒脱で、人と土地に出会う喜びと愉しみが伝わってくる、とてもいい旅行記であった。 さすが田村隆一というべきか、国内旅行記であるにもかかわらず雰囲気はとても軽やか。 いわゆる「のんびり」とか「ほのぼの」という意味の「ライト」ではなく、からっとして...

詩人・田村隆一の国内旅行記。 軽妙で洒脱で、人と土地に出会う喜びと愉しみが伝わってくる、とてもいい旅行記であった。 さすが田村隆一というべきか、国内旅行記であるにもかかわらず雰囲気はとても軽やか。 いわゆる「のんびり」とか「ほのぼの」という意味の「ライト」ではなく、からっとしていてお洒落なのだ。 出てくる食べ物とお酒が、どれもおいしそうで、さっと電車に飛び乗ってその地へ出かけたくなる。 どれと言うのは難しいけど、やっぱり一番は福井の蟹かな! あー、福井に行って蟹をたらふく食べてみたいよー!! そして感心したのは、田村さんが若者にけっこう旅に誘われているらしいこと。 随分年下の若者にも、田村さんは「行きましょう行きましょう」と声を掛けられている。すごいことだなぁと思う。自分より何歳も年上の人を、若者はそう旅に誘わないと思うからだ。それとも、現代がそうなだけで当時としてはそうでもないのかしら? ともあれ、若者にモテモテというだけで、田村さんの人柄がわかろうというものだ。

Posted by ブクログ

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