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ODA援助の現実 岩波新書97

鷲見一夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1989/12/01
JAN 9784004300977

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ODA援助の現実

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商品レビュー

3.6

7件のお客様レビュー

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2012/02/11

▼資源小国の日本が生き残るには、国際社会に対してアピールを続け、必要だと認識される道を行くしかない。ODA[政府開発援助]は、そのアピールのうちの選択肢の一つである。 ▼有償にせよ、無償にせよ、現在の日本が目指すはWin-Winの関係を築く援助だろう。その点、相手が求めているもの...

▼資源小国の日本が生き残るには、国際社会に対してアピールを続け、必要だと認識される道を行くしかない。ODA[政府開発援助]は、そのアピールのうちの選択肢の一つである。 ▼有償にせよ、無償にせよ、現在の日本が目指すはWin-Winの関係を築く援助だろう。その点、相手が求めているもの(こと)を実現するにあたって、日本にとっても利益があるならそれに越したことはない。 ▼本書が書かれた当時の「持続的でない開発」への投資は、素直に反省されるべきである(その後、日本はODA大綱を改めODA4原則を掲げている)。しかし、相手のニーズを汲(く)んだ援助というコンセプトは――一理あるのは認めるが――その「相手」を誰に定めるかにより、玉虫色に輝いてしまう危険性も孕(はら)んでいる。 ▼もっとも、そもそも「彼ら」は開発という援助を求めているのだろうか――通り一遍の「人権」を主張するくらいなら、そのくらい深く切り込み、新たな理論を打ち立てるような試みが為されてもいい時期に来ているのかもしれない。

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2011/05/18

[ 内容 ] いまや世界一のODA(政府開発援助)大国になろうとする日本。 しかし、それは本当に相手国の人びとの役にたっているのだろうか。 繰り返し疑惑が指摘される不透明なODAの構造、日本の援助により「開発」がおこなわれている発展途上国の現状、さらに自然環境や先住民の生活への影...

[ 内容 ] いまや世界一のODA(政府開発援助)大国になろうとする日本。 しかし、それは本当に相手国の人びとの役にたっているのだろうか。 繰り返し疑惑が指摘される不透明なODAの構造、日本の援助により「開発」がおこなわれている発展途上国の現状、さらに自然環境や先住民の生活への影響などを明らかにし、これからのODAのあり方を考える。 [ 目次 ] 援助―その多面的な顔 霞のなかのODA 何が行われているのか 受け入れ国側の事情 誰のための援助か 新しい発想、多様な試み [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2011/05/06

2008年05月07日 02:07記載: 先輩に薦められて読んだ。 有名なODA批判の本(らしい) 発行が1989年ということで若干古いが、少なからず重要で且つ衝撃的な視点を提供してくれる。 著者曰く、日本のODAがこれまでに先住民、少数民族の立場を不利にする役割しか果たし...

2008年05月07日 02:07記載: 先輩に薦められて読んだ。 有名なODA批判の本(らしい) 発行が1989年ということで若干古いが、少なからず重要で且つ衝撃的な視点を提供してくれる。 著者曰く、日本のODAがこれまでに先住民、少数民族の立場を不利にする役割しか果たしてこなかったという。 知見の浅い僕にはこの主張の真偽が即座に判断できないこと、また現在はある程度問題点が改善されいてるであろうことからも、今読むと若干極端な意見を述べているような印象は受ける。 しかしながらこういった批判的な視点というものは非常に貴重な示唆を与えてくれるだろうし、ODAの出所が税金である以上、国民に対してダークな部分の説明責任を果たしていくことも不可欠であると思う。 そういった観点に気付かせてくれるという意味で興味深い本。

Posted by ブクログ

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