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きっと明日は
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1967年に、高校三年生で、難病「重症筋無力症」を発症した江崎さんが、日記を元に20年を振り返る闘病記。(慶應大学病院で治療されたそう) 悩み苦しみ闘病を続けた江崎さんは、その後童話作家となり、著書は読書感想文の指定図書にもなったそう。(そのためか、この本も児童でも読めるようにふ...
1967年に、高校三年生で、難病「重症筋無力症」を発症した江崎さんが、日記を元に20年を振り返る闘病記。(慶應大学病院で治療されたそう) 悩み苦しみ闘病を続けた江崎さんは、その後童話作家となり、著書は読書感想文の指定図書にもなったそう。(そのためか、この本も児童でも読めるようにふりがなもついている。) 難病患者の希望にもなり得る本だと思う。
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重症筋無力症とは、有病率人口10万人中5人から6人といわれている病気である。日常生活に伴う全ての動作が困難になり、悪くなれば呼吸障害を引き起こすほどになってしまうという。 この本の作者が大学生時に発病し、悩み、苦しむ中でその病気と共に歩み、前向きに生きていくまでの経緯が語られ...
重症筋無力症とは、有病率人口10万人中5人から6人といわれている病気である。日常生活に伴う全ての動作が困難になり、悪くなれば呼吸障害を引き起こすほどになってしまうという。 この本の作者が大学生時に発病し、悩み、苦しむ中でその病気と共に歩み、前向きに生きていくまでの経緯が語られる。 病床で児童文学を書き、発表するまでになる彼女の胸の内が余さず記されていて、背筋の伸びる心地。 題にもある『きっと明日は』は躓いた時、いつも口に出した言葉だ。 絶対、とか必ず、ではなく「きっと」の力が感じられる本。
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